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「金のためなら辞めてる。俺のエンジンにはガソリンが残っているんだ」38歳リベリ、衰えぬ意欲

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サレルニターナにのMFフランク・リベリ

 サレルニターナに所属する38歳の元フランス代表MFフランク・リベリが、フランス紙『レキップ』のインタビューでチームなどについて語った。

 今夏に2シーズンを過ごしたフィオレンティーナを退団し、昇格組のサレルニターナに加わったリベリ。セリエA前半戦を終え、最下位に沈むチームがシーズン途中での登録抹消の危機に揺れる中、サレルノのサポーターへの思いを語った。

「フットボールは俺の情熱なんだ。お金のために生きているのだったら、今ここにいないはずだ。俺は20年のキャリアの中で、多くのものを手に入れることができた。家族も自分も元気だし、穏やかに家庭で過ごすことだってできる。だが俺のエンジンには、ガソリンがまだ残っている。サレルノの人々からは愛情を感じる。それが自分のアドレナリンになるんだ」

「サレルニターナのサポーターは決して抗議の口笛を吹いたりしない。本物のサポーターであり、常にチームについてきてくれる。この雰囲気は最高だよ。マルセイユのように、地中海沿岸の街ならではの情熱があふれ出ている。ここのカルチョが好きだ」

「チームがセリエAに残留できるよう、全力を尽くしたい。サレルニターナで残留を決めることは、優勝カップを獲得するようなものだ。俺の人生は挑戦の連続だった。このチームを救うというミッションは難しいかもしれないが、全力を尽くすつもりだ」

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