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元Jリーガー、アメリカで実の父親が見つかる「嫌いで恨んでいたけど…」

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元Jリーガーの実父が見つかる

 過去にザスパクサツ群馬東京ヴェルディに所属したFWカン・スイル(34)がアメリカで実父を見つけたと、韓国『朝鮮日報』が報じた。

 韓国人の母とアメリカ人の父を持つカン・スイルは、2007年のプロ入りから韓国の複数クラブを渡り歩き、2017年に群馬、2019年に東京Vでプレー。現在は安山グリナースFC(韓国2部)に在籍している。

 同紙によると、母子家庭で育ったカン・スイルは実の父親を探すため、昨年末にアメリカの遺伝子検査機関にDNAサンプルを送り、今年春に自身と遺伝子が一致する人がいるという連絡を受けたという。

 その人物は、アメリカのアラバマ州バーミンガムで神学大学の教授兼牧師として働くガレン・ウェンデル・ジョーンズ氏。在韓米軍として服務した過去があるジョーンズ氏は韓国からアメリカに帰った後、看護師のキャシー・ルネさんと結婚したが、30年以上子供がいなかった。

 カン・スイルの存在を確認したジョーンズ夫妻は「奇跡のような神様のプレゼント」と感激。両者は今年6月に韓国で感動的な対面を果たし、11月にはシーズンを終えたカン・スイルがアメリカに渡って10日間を一緒に過ごしたという。

 対面後のインタビューでカン・スイルは「かつては嫌いで恨みがあったけど、すごく会いたかった」と涙ながらにコメント。「父親を見つけたので、いつか彼がいるアメリカのプロサッカーリーグでプレーしたいという新しい夢ができた」と笑顔で語った。

群馬時代のFWカン・スイル(後列右から3番目の33番)

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