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財政面でも“メッシ効果”は絶大!パリSG幹部「彼のインパクトは信じられない」

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パリSGにリオネル・メッシ効果

 パリSGリオネル・メッシの加入により財政面で大きな利益を得たようだ。

 今夏に長年在籍したバルセロナを退団したメッシは、フリーでパリSGに加入。キリアン・ムバッペ、ネイマール、アンヘル・ディ・マリアらとピッチ上で徐々に適応を見せる一方で、ピッチ外では早々から“メッシ効果”を発揮するようだ。

 先日には史上最多7度目のバロンドールを獲得したアルゼンチン代表FWは、ユニフォームのセールスで貢献し、“メッシ”とプリントされたユニフォームはすでに100万枚近く売れた様子。クラブのスポンサーシップディレクターのマルク・アームストロング氏は『Goal』で同選手の効果を語った。

「彼はとても大きな財産。商業的な観点から見て、そのインパクトは信じられないぐらいだ。私たちは昨年、どのクラブよりもユニフォームを販売したと考えているが、今年はさらに上回ることになるだろう。最低でも30-40%の需要が上がっていてセールスに関して言えば間違いなく最高の滑り出しだ。需要はとても大きい。もっと製造できれば、さらに売れるだろう」

 スポンサー契約の面でもメッシ加入前から問い合わせが殺到し、さらなる増収が見込まれることを明かした同氏は、チケットセールスについても言及した。

「たくさんの需要があるが、我々はすべてに応えることはできないため、流通市場への関心が大きくなっている。これは価格戦略を検討する上でさまざまな要素の1つで、今後価格が上がっても驚きはない。しかし、スタジアムの共用部分では、すべてのファンにパリSGを経験してもらうために低価格を維持できるように努力している」

 さらに、ソーシャルメディアのフォロワー数もメッシ加入以降急増。同選手が加入した1週間ですべてのプラットフォームで延べ2000万人が増加し、毎月100万人ずつ増え続けていることも判明している。

 この件についてアームストロング氏は「私たちのコミュニティには過去最高となる1億5000万のソーシャルメディアファンがいる。それに、選手加入発表の歴史の中で史上最高のエンゲージメントレイトを記録した」と明かした。

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