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出場校チーム紹介:北海高(北海道)

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北海道王者の北海高は2年ぶりの選手権出場

第100回全国高校サッカー選手権

北海高(北海道)

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▼全国大会日程
1回戦 1-2 長崎総合科学大附高(長崎)
■出場回数
2年ぶり11回目
■過去の最高成績
8強(51年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
インターハイ出場9回(最高成績8強)
■監督
島谷制勝
■主将
GK伊藤麗生(3年)
■今季成績
[インターハイ](道初戦敗退)
2回戦 0-2 北星大附高
[リーグ戦]
札幌ブロックリーグ1部優勝(9勝1敗)
[新人戦]
-
■予選成績
1回戦 6-0 函館大谷高
2回戦 1-1(PK5-4)札幌創成高
準々決勝 2-0 札幌光星高
準決勝 2-1 札幌大谷高
決勝 0-0(PK5-4)旭川実高
■都道府県予選決勝布陣&決勝メモ
[3-4-2-1]

       笹森洸成
  佐々木遥土     桜庭平良

大森晴喜          西椋弥
   長谷川悠翔  佐々木魁士

  渡辺大翔 大友孝介 谷口隼

       伊藤麗生

[決勝メモ] 
 インターハイ道代表でプリンスリーグ北海道2位の旭川実高との決勝戦。立ち上がりから主導権を握られ、次々にシュートを打たれる苦しい展開が続いたが、GK伊藤麗生主将(3年)を中心とした守備陣が無失点で耐え抜く。すると時間を追うごとに戦況も均衡し、右ウイングバックのMF西椋弥(3年)のつなぎやFW桜庭平良(2年)の突破でチャンスを作る。そうして0-0で迎えたPK戦、交代起用されたGK神宮快哉(3年)が4人目のキックを止めると、北海キッカーは全員が成功。死闘を制して2年ぶり11回目の全国出場を決めた。

■予選取材記者(編集部・竹内)チーム紹介
エースの離脱で変わった集団
 北海道予選を間近に控えた9月下旬、右サイドで攻撃の軸を担っていたエースMF川崎啓史副主将(3年)が左足首骨折の重傷で離脱。大きな苦境を乗り越えながら、2年ぶりの全国舞台に返り咲いた。当初は『啓史を全国に』というテーマを掲げながらも本気度が伝わらない選手たちに対し、島谷制勝監督から「青春ごっこならやめちまえ」というカミナリも落ちたという。ただ、そんなぬるい雰囲気は当事者である川崎自身も望むところではなかった。そこでGK伊藤麗生主将(3年)を中心に、全国行きを本気で目指すという基準を統一。5バックで守備を固めながらも相手の動向をうかがいながら攻撃に出ていくという我慢強いスタイルを完遂し、北海道の頂点に立った。10月下旬に行われた道予選は松葉杖姿でスタンド応援していた川崎も、背番号7として本大会のメンバーに登録。エースの復帰に加えて、道予選で突きつけられた「攻撃でまだまだ自分たちの時間を作れない」(伊藤)という課題に取り組んできた成果を、全国で見せつける構えだ。
■予選取材記者(編集部・竹内)注目選手
献身と技術のハイブリッド
MF西椋弥(3年)
「守備から入る5-4-1のシステムにおいて、最も重要になるのは攻撃の糸口。道予選で担っていたのは右ウイングバックの西だった。川崎の状態次第では異なるポジションを担うことも想定されるが、高い技術と切れ味を発揮できるかが攻撃を大きく左右することになりそうだ」

一人でも戦況を変える
FW桜庭平良(2年)
「恵まれたフィジカルを活かし、前線で身体を張り続ける2年生アタッカー。カウンターの場面では一人でも攻撃を完結させることができ、生命線となる“守から攻”の最先鋒を担う。100分間戦い抜いた後のPKも落ち着いて沈めるメンタルの強さも魅力か」

堅守支える凄まじい運動能力
DF谷口隼(3年)
「危険な場面も少なくなかった道予選決勝において、華々しい活躍を見せていたストッパー。シュートブロックで身体を張ったかと思えば、相手の屈強な攻撃陣にも激しい競り合いを続け、全く仕事をさせなかった。あらゆる局面で無理が利く身体能力は全国でも通用するはずだ」
■過去の全国大会成績
【19年度 第98回(1回戦敗退)】
1回戦 0-1 高川学園高(山口)
【08年度 第87回(1回戦敗退)】
1回戦 1-2 近大和歌山高(和歌山)
【05年度 第84回(2回戦敗退)】
2回戦 0-4 大津高(熊本)
【04年度 第83回(3回戦敗退)】
1回戦 2-0 徳島商高(徳島)
2回戦 1-1(PK4-3)韮崎高(山梨)
3回戦 0-1 鹿児島実高(鹿児島)
【90年度 第69回(1回戦敗退)】
1回戦 0-3 鹿児島実高(鹿児島)
【61年度 第40回(1回戦敗退)】
1回戦 0-1 勝山高(岡山)
【59年度 第38回(1回戦敗退)】
1回戦 2-3 熱田高(愛知)
【57年度 第36回(2回戦敗退)】
1回戦 2-1 関西高(岡山)
2回戦 0-1 城南高(京都)
【54年度 第33回(1回戦敗退)】
1回戦 0-1 夢野台高(兵庫)
【51年度 第30回(8強)】
1回戦 2-0 岡山朝日高(岡山)
準々決勝 0-2 三国丘高(大阪)
■登録メンバーリスト
1 GK 伊藤麗生(3年=北海道コンサドーレ旭川U-15)
17 GK 神宮快哉(3年=アンフィニMAKI FC)
21 GK 小野寺信(1年=DOHTOジュニアユース)
30 GK 山口竜紫(3年=アプリーレ札幌U-15)
2 DF 谷口隼(3年=SSSジュニアユース)
3 DF 大友孝介(3年=札幌ジュニアFC)
4 DF 金田凪斗(2年=フォーザSC)
5 DF 渡辺大翔(3年=北海道コンサドーレ札幌U-15)
20 DF 川合航世(1年=札幌ジュニアFC)
22 DF 浦瑠星(3年=SSSジュニアユース)
23 DF 星虎太郎(3年=LIV FC U-15)
24 DF 武笠健次郎(1年=SSSジュニアユース)
6 MF 佐々木魁士(3年=アプリーレ札幌U-15)
7 MF 川崎啓史(3年=ジェネラーレ室蘭U-15)
8 MF 長谷川悠翔(3年=SSSジュニアユース)
9 MF 佐々木遥土(2年=SSSジュニアユース)
12 MF 松永悠生(2年=SSSジュニアユース)
13 MF 大森晴喜(2年=クラブフィールズU-15)
14 MF 西椋弥(3年=北海道コンサドーレ札幌U-15)
15 MF 板垣大地(3年=SSSジュニアユース)
16 MF 佐々木潤世(3年=スプレッド・イーグルFC函館)
26 MF 栗塚優丞(1年=クラブフィールズU-15)
28 MF 千葉大雅(2年=FC DENOVA札幌)
29 MF 中村心(1年=アンフィニMAKI FC)
10 FW 桜庭平良(2年=SSSジュニアユース)
11 FW 笹森洸成(3年=北広島市立緑陽中)
18 FW 田中準人(1年=北海道コンサドーレ室蘭U-15)
19 FW 川村奎介(3年=LIV FC U-15)
25 FW 中村隼成(2年=アプリーレ札幌U-15)
27 FW 野村光希(1年=アスルクラロ札幌U-15)

※メンバーはJFA参照

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