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ルーニー監督、破産後に新オーナー決まらぬダービーの状況に憤る…「極めて大事な一週間」

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ダービー・カウンティウェイン・ルーニー監督

 チャンピオンシップ(イングランド2部相当)に所属するダービー・カウンティウェイン・ルーニー監督は、「重要な一週間」を過ごすことになると予想している。

 経営難となっていたダービーは、9月17日に破産申請の手続きを開始。新型コロナウイルスの影響などもあって管財人を任命するための通知を出したと発表しており、20日には受理された。その後、アメリカのビジネスマンであるクリス・キルヒナー氏がダービーの経営権獲得に迫っていると報じられていたが、『BBC』は同氏が入札を取り下げたと報じており、いまだに新オーナーは決まっていない。

 この影響はチーム内にも噴出しており、来月に契約が満了を迎えるベテランDFフィル・ジャギエルカとの新契約は結べていない。この状況にルーニー監督は、「このクラブにとって極めて大事な一週間になる」とコメント。状況の改善を訴えた。

「このクラブにはオーナーが必要だ。ファンがこの状況に苛立っているのは理解できる。我々としても、今よりも前進してくれることを願っている」

「私が理解している限りでは、優先入札者が来れば、全ての処理が行なわれている間にチームをコントロールすることができる。そうすれば選手と再契約して、新しい選手を迎え入れることも可能だ」

「ジャギエルカは1月17日に契約満了となる。誰も月に3000万ポンド(約46億円)を欲しいと言っているわけではない。数名の選手と契約を結びたいだけで、それにはレンタル移籍という手もある。フリーな選手もいる。短期的なビジネスをできるはずだ」

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