beacon

世界中で話題沸騰…選手権で魅せたトリッキーすぎる“円陣回転”FK

このエントリーをはてなブックマークに追加

勝利を収めた高川学園(写真協力=高校サッカー年鑑)

 第100回全国高校サッカー選手権は28日に開幕し、29日には1回戦が終了。高川学園高(山口)が魅せたFKでの得点が、世界中で話題になっている。

 高川学園は星稜高(石川)に4-2で勝利。その先制点が世界で急加速に話題沸騰中だ。

 高川学園は前半8分にPA右外の右サイドでFKを獲得。すると、ゴール前で待ち構える5選手が手をつないで円陣を組んだ。反時計回りに回り始め、タイミングを見計らい、散り散りにゴール方向に走る。キッカーのMF北健志郎(3年)が左足キックを放つと、相手守備陣を翻弄したMF林晴己(3年)がノーマークでヘディングシュートを叩き込んだ。

 鮮やかな“円陣回転”FKの動画は、日本で話題になると、ネットを通して一気に海外へ。英『ESPN』が「華麗だ」と称え、世界のメディアが「究極」「奇妙」など、その独特な得点シーンを取り上げていた。

 高川学園の江本孝監督によると、このトリックプレーは選手たちが独自に編み出したもの。「自分たちの考えを持って点をとるのが、成長につながると思っています。点をとりやすいセットプレーで発揮してくれたのはよかったです」と目を細めていた。

 高川学園は31日の2回戦で岡山学芸館高(岡山)と対戦する。



●【特設】高校選手権2021
▶高校サッカー選手権 全試合ライブ&ダイジェスト配信はこちら

TOP