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【選手権、最も記憶に残るあのゲーム】佐賀東高・蒲原晶昭監督

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2年連続で日本高校選抜の指揮を執った佐賀東高・蒲原晶昭監督

 第100回全国高校サッカー選手権が開幕した。ゲキサカでは「選手権、最も記憶に残るあのゲーム」と題し、高校の監督やコーチ、選手に自分の出場、指揮した試合に限らず、最も記憶に残っている試合について語っている。第3回は20、21年と日本高校選抜の指揮を執り、佐賀東高(佐賀)を12回の選手権出場へ導いている蒲原晶昭監督の「最も印象に残っている試合」だ。

【最も印象に残っている試合】
[86年度大会決勝]
東海大一高(静岡) 2-0 国見高(長崎)

「国見対東海大一かな。自分、その大会に(佐賀商高の1年生として)出ていたんですよ。準々決勝で負けたんですけれども、勝っていたら、準決勝で東海大一と試合だったんですよ。次の相手がここだと。秋田商業とウチやって逆転負けしたんですけれども、次勝ったらこことやるんだという気持ちで東海大一の試合を見ていました。
 
 そして、あの決勝で(東海大一がFWアデミール・サントスのバナナシュートなど)2-0で、出ていたんで(最も印象に残っている試合は)そう思いました。あの時の国見も出だし(初出場)ですよね。予選前にやっていて、強烈に強かったですから。選手的にはそれをよく覚えていました」

佐賀東・杠美津司コーチ「清商(清水市立商高)が優勝したときの準決勝(対鹿児島実高)、2-2PKあれは覚えている。準決勝が野見山(秀樹)さんが2ゴール取って川口能活の無失点記録を途絶えさせたという。そこは覚えていますね」

【最も印象に残っている試合】後、自身への影響・変化
「あのあとに(サントスのバナナシュートの影響で)FKが流行ったし。自分も選手時代にFKをよく決められたんですよ、右も左も。1年生だったんで真似したのもあったんでしょうね」

(取材・文 吉田太郎)

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