元横浜F・マリノスコーチのジョン・ハッチソン氏は、セルティックに加入した前田大然の成功を予想した。

　冬の移籍市場で横浜FMからセルティックに加入した前田。井手口陽介、旗手怜央と同時期に移籍し、現在活躍中の古橋亨梧ともチームメイトになる同選手は、元恩師であるアンジ・ポステコグルー監督の下で攻撃陣活性化の切り札として期待されている。

　横浜FMで昨シーズンまでコーチングスタッフを務めていたハッチソン氏は、イギリス『スコティッシュ・サン』でポステコグルー監督と再びタッグを組む日本代表FWについて「スピードとスプリングの反復に関してダイゼンよりもフィジカル的な選手を見たことがない。ダイゼンはフィジカルビーストだ。ヨーロッパのどこに送っても問題はない」と話し、セルティックでの成功を期待した。

「彼はマシンだ。昨シーズンを通しての成長は素晴らしかった。危険なフォワードになった。スコットランドのディフェンダーを怯えさせるだろう。フルハシと前線で組めば、他のチームをぞっとさせることになる。フルハシとの違いは、より動き回り、よりパワフル。私たちは左ウイングで起用したが、ボックス内に入ったときの彼のフィニッシュはとても良い」

「ボールを持って走り出した時の彼は衝撃的だ。本当に成長したことは、プレッシャーがある中でボールを持っても何かを起こせるという技術面の能力だ。ゴールやワンタッチフィニッシュ、エネルギーをセルティックにもたらす。それに他の選手のためにもチャンスを生み出せる」

「ほとんどの彼の仕事はボックス内で完結する。ボックス外からの得点は1つしかなかったと思う。その上ジェントルマンであり、毎日一生懸命トレーニングに励む本当に最高のプロフェッショナルだ。トレーニングや試合でのスタッツは素晴らしく、彼はすべてを有した選手だ」

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