beacon

[NEW BALANCE CUP]終了間際に追いついた帝京がPK戦で横浜創英撃破!決勝進出

このエントリーをはてなブックマークに追加

帝京高がPK戦の末、決勝進出

[1.6 NEW BALANCE CUP準決勝 帝京高 1-1(PK5-3)横浜創英高 時之栖裾野C]

“裏選手権”こと「NEW BALANCE CUP 2022 IN TOKINOSUMIKA」は6日午前、準決勝を行い、帝京高(東京)対横浜創英高(神奈川)戦は1-1で突入したPK戦の末、帝京が5-3で勝った。

 帝京は選手権出場こそ惜しくも逃したものの、21年のインターハイに出場して名門復活への一歩を踏み出した。同神奈川県予選4強の横浜創英との準決勝は先制されたが、終了間際に追いつき、決勝への切符を勝ち取った。

 横浜創英は準々決勝で22年プレミアリーグ参入の履正社高(大阪)に3-0で快勝。今大会、多くの選手を起用、競争しながら勝ち上がってきたチームは、いずれもボールの収まるFW小笠原大河(2年)とFW鈴木凛(1年)の2トップを起点とした攻撃で先制点を狙う。

 一方の帝京は右SB島貫琢土(2年)が相手DFラインの背後を狙ってスプリント。また、左SB入江羚介(2年)の高精度フィードやFW齊藤慈斗(2年)のキープ力を活かした攻撃で押し込んだ。ともに守りが安定。0-0のまま試合は進んだ。

 後半21分、帝京の攻撃に我慢強く対応していた横浜創英は右SHへ回っていた鈴木がカウンターから右サイドを独走。FW木村海翔(2年)が繋ぎ、最後は小笠原がターンからの左足シュートを沈めて先制する。

 横浜創英は各選手が球際での強度高い守備を継続。帝京の猛攻を封じ続ける。それでも帝京は33分、MF土本瑶留(1年)のループパスから強引にDFを打開した齊藤が同点ゴール。PK戦へ持ち込むと、GK川瀬隼慎(1年)が横浜創英の3人目を止め、5-3で勝利した。帝京は決勝で昌平高(埼玉)と戦う。

(取材・文 吉田太郎)

TOP