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シントトロイデン行き浮上の香川真司は期待薄?ナスリらスターが失敗する中、唯一の好例はグジョンセン

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シントトロイデン移籍が噂されるMF香川真司

 ベルギー『Sport/Foot Magazine』は、シントトロイデン移籍が噂されるMF香川真司について特集を組んだ。

 12月にギリシャのPAOKテッサロニキとの契約解除が発表された香川。3月に33歳の誕生日を迎える同選手は冬の移籍市場を前に無所属になることが決まり、トルコのアンタルヤスポルやベルギーのシントトロイデン行きが報じられる。

 そんな中、同メディアは今冬にすでにロイヤル・ユニオン・サンジロワーズに加入したDF町田浩樹よりも“さらにバズる”日本人として香川のベルギー上陸の可能性を伝える。そして、ドルトムントで活躍してマンチェスター・ユナイテッドに加入するも、その後転落するキャリアを紹介した。

 そして、サミル・ナスリやマルコ・マリン、オリビエ・ダクール、ロベルト・プロシネツキら“スター選手”が期待に応えられなかったこと、元ユナイテッドのビクトル・バルデスが国内カップ戦をリエージュで制した一方で、クイントン・フォーチュンがAFCテュビズでほとんど何もできなかったことを振り返る。

 多くのスター選手たちが輝けなかったものの、香川に期待する唯一の理由としてエイドゥル・グジョンセンの例を挙げた。アイスランドの英雄である同選手は、チェルシーやバルセロナで活躍した後、ギリシャのAEKアテネから2012年冬にセルクル・ブルージュに加入した。

 そして、全公式戦14試合で7ゴールを挙げる活躍を見せ、翌シーズンにはベルギーの強豪クラブ・ブルージュに移籍。しかし、2シーズンで7ゴールを挙げたのみと“失敗”でベルギーでのキャリアに幕を閉じた。

 それでも、同メディアは半年間だけでも輝いたグジョンセンを好例として「カナリーズ(シントトロイデン)のサポーターがシグナル・イドゥナ・パルクを魅了したこの選手に少しでも期待できる間違いなく唯一の理由である」と綴った。

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