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吉田麻也、51分で負傷交代も伊メディアから最高評価と賛辞「完璧な守備に偉大なアシスト」

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 サンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也は6日、カリアリ戦で華麗なアシストを記録するなど攻守両面で印象的な活躍を見せてイタリアメディアから高評価を得た。

 15位サンプドリアは6日、セリエA第20節で残留争いのライバルである19位カリアリと対戦。リーグ戦4試合連続で先発を果たした吉田は18分にマノーロ・ガッビアディーニの先制点をアシストしたほか、相手の好機を阻むなどしてチームに貢献した。

 吉田は51分に筋肉系のトラブルにより途中交代してチームは1-2と逆転負けを喫したが、イタリアメディア『メディアセット』は日本代表DFのパフォーマンスを高く評価。チーム内最高点となる「6.5」をつけて賛辞を贈りつつ、吉田の離脱がロベルト・ダヴェルサにとって大きな痛手となる可能性を指摘した。

「ボール奪取やピンチを未然に防ぐクリアは完璧。攻撃においても偉大なアシストで試合の口火を切る先制点につなげ、貴重な存在となった。(センターバックのオマール)コリーも不在であることから、彼の負傷はサンプに重くのしかかることになるかもしれない」

 なお先制点をマークしたガッビアディーニやGKエミル・アウデーロも吉田と同様に「6.5」の評価。一方、チーム内最低評価は、試合終了間際に相手選手に手を出して退場処分を受けたMFアントニオ・カンドレーヴァの「4.5」となった。

『ユーロスポーツ』イタリア版も吉田に対し、ガッビアディーニと並ぶチーム内最高評価「7」を与えている。寸評においても、「日本人センターバックは壮麗な試合を見せた。ジョアン・ペドロの仕掛けに対して岩のようなクリアをしたほか、彼のひらめきのアシストによりガッビアディーニが試合の口火を切ることができた」と称えた。

 サッカー情報サイト『TUTTOmercatoWEB』もまた、チーム内最高点タイとなる「6.5」の評価。「いつも通りの守備でタイミングを見計らい、ジョアン・ペドロや(レオナルド)パヴォレッティの脅威を食い止めた。ガッビアディーニの先制点の場面では、胸でファンタジスタのようなアシストを見せた」と綴った。

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