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「信じ続ければ、努力し続ければ…」川崎F U-18時代の先輩の言葉を胸に、中央大DF新井秀明は来季から福島へ

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中央大DF新井秀明は福島へ

 中央大のDF新井秀明(4年=川崎F U-18)は、来季から福島ユナイテッドFCでプロデビューを目指す。その成長の陰には、育成組織時代のひとつ上の先輩であり、現在はデュッセルドルフ(ドイツ2部)で活躍する日本代表MF田中碧の言葉があった。

 左利きで184cmの高身長。自身のプレースタイルについて「非常に攻撃が大好き」とコメント。福島加入の決め手も「攻守両面において、非常にアグレッシブなサッカーをしている印象を受け、その中でDFも積極的に攻撃参加をしているところに魅力を感じました」と挙げる。

 プレースタイルで参考にしていたのは「僕は奈良竜樹選手(福岡)です」。一方でもう一人、憧れの存在も。今月6日に発表されたクラブリリースでは「『信じ続ければ、努力し続ければ必ず行きたいところにいける』。尊敬する先輩のこの言葉を胸に刻み、これからのし上がっていきます!」と語っていた。

 “尊敬する先輩”は川崎F U-18時代のひとつ上の先輩、田中碧だという。「ユース時代に2年間一緒にプレーさせてもらった。練習が終わった後も、一番遅くまで自主練を毎日していました」。

 その先輩はトップチームまで駆け上がり、東京オリンピックや日本代表も経験。いまではドイツでプレーをする。才能だけではなく、たゆまぬ努力を見続けてきた新井。「そういった姿を見て、自分もプロになって活躍するためには、それだけの練習量だったり、努力が必要だなと感じました」。その背中を追い、自らも信じ続け、努力を続け、来季からはプロの舞台に上がる。

(取材・文 石川祐介)
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