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札幌がチャナティップ移籍報道に言及「過去最高と思われるくらいの金額提示を受けました」「もしこの話が決定した場合…」

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札幌がMFチャナティップについて公式声明

 北海道コンサドーレ札幌は8日、MFチャナティップに関する移籍報道について、クラブ公式サイトで声明を発表した。

 クラブは「現時点で先方クラブからの打診があったのは事実」とし、これまでの経緯を説明している。

 それによると、1回目の打診ではクラブとして違約金などを含めて難しいと断りを入れたという。クラブの方針通りにチャナティップ本人にも連絡したところ、当初本人は「できればこのチャンスをいかしたい」と返答。そして12月末に先方クラブから改めて提案があり、「国内の移籍における移籍金としては過去最高と思われるくらいの金額提示を受けました」と明かしている。

 その後、チャナティップがタイ代表として活動していた合間を縫って改めてコンタクトを取ると、本人は「すごく大きなものをコンサドーレに残していけるんじゃないか」「自分としても新たなチャレンジ、もしかしたら最後のトライになるかもしない」と意思表示。クラブは先方クラブからの新しい提案、本人との意思確認を踏まえ、最終的にはクラブ間合意せざるを得ないこととなり、先方へクラブ間合意ということを伝えたと説明している。

 クラブは今回の件について「現状我々をサポートしていただいているサポーターの方、パートナーの方々、多くの方にご心配をおかけすると思っています」としつつ、「短中長期的に戦力的なものをきちんと考えていますし、今後もアジア戦略はクラブとしても引き続き行っていきたいと考えております」と表明。その上で「サポーター中心に、もしこの話が決定した場合には非常に寂しい思いをさせるとは思っております。一方で我々クラブが考えやってきたプロジェクトは、サポーターそしてパートナー企業である皆さんの賛同を得て、一緒になって支え育んできたと思っています。先方からからそのような評価を頂けたことは、クラブとしてひとつのプロジェクトとしては成功だと思います。そして成功したのもサポーターの皆さんやパートナー企業の皆さんのお力添え、一緒に来られたことが結果になったと思います」とした。

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