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青森山田が“世界の高川”のお株を奪うセットプレー2発!! 2-0リードで後半へ

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FW名須川真光(3年)が先制点(写真協力『高校サッカー年鑑』)

[1.8 選手権準決勝 高川学園高-青森山田高 国立]

 第100回全国高校サッカー選手権は8日、国立競技場で準決勝第2試合を行い、青森山田高(青森)が高川学園高を2-0でリードして前半を終えた。青森山田はユニークなセットプレー戦術で世界の注目を集める高川学園のお株を奪うようなセットプレー攻撃から2発。4年連続の決勝進出に向け、大きく優位に立っている。

 青森山田は前半3分、早くも試合を動かした。敵陣左サイドからのFKをMF藤森颯太(3年)がゴール前に送り込むと、GKの目前でFW名須川真光(3年)が反応。見事なバックヘッドでゴールネットを揺らした。さらに同26分、またも藤森が左CKをファーに蹴り込み、フリーになっていたDF丸山大和(3年)が強烈なヘッド。完璧にミートしたシュートがゴールに突き刺さった。

 セットプレーから奪った2ゴール。青森山田はそのまま前半の45分間を終え、2-0でリードしている。

 対戦相手の高川学園は今大会、「トルメンタ」と称する円陣回転セットプレーで海外メディアからの注目を浴び、“世界の高川”の異名で話題を呼んでいる。だが、この日の青森山田は危険な位置でファウルをせず、前半終了時点でお披露目の機会は一度もなし。一方、青森山田もセットプレーは武器。序盤から見事なゴールを奪い、決勝進出を大きく手繰り寄せている。

 準決勝第1試合は新型コロナウイルス陽性者が確認された関東一高(東京B)が出場を辞退し、大津高(熊本)が不戦勝。第2試合の勝者と大津が10日の決勝戦で対戦する。

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