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アーセナルの78億円DFベン・ホワイトが冨安を大絶賛「僕がトミにパスしないという記事を読んだが…」「隣でプレーできて光栄」

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 アーセナルに所属するイングランド代表DFベン・ホワイトが、同僚の日本代表DF冨安健洋を絶賛した。

 昨夏にブライトンから推定5000万ポンド(約78億円)の移籍金でアーセナル入りしたホワイトは、今季ここまで公式戦20試合に出場。シーズンが進むにつれて調子を上げて4位まで上昇したアーセナルの中でポジションを確保している。

 そのベン・ホワイトが、同時期にアーセナル入りして好パフォーマンスを見せている冨安について、『DAZN』のインタビューで言及。ベン・ホワイトは冨安について、「トミは凄いよ。今までプレーした中で最高の右サイドバックだ。常に集中している。隣でプレーできて光栄だ」と称賛し、コミュニケーションにも問題がないことを強調した。

「トミは簡単なことをワールドクラスレベルでこなす。意識が非常に高く、試合でも怠慢なプレーを見せることはない。加入当初から英語ですべて理解していたし、僕と同じくらい話せるね」

 また、右センターバックのベン・ホワイトが右サイドバックの冨安にパスする場面が少ないとの指摘が一部であったことについて、本人も「僕がトミにパスを出さないという記事を読んだ」と目にしたことを明かすと、その件について以下のように解説した。

「サッカーに詳しくないとわからないかもしれないけど、右サイドバックへのパスを狙って相手はプレスをかけてくる。トミにパスを出すと、狙われてプレー選択がなくなる(状況がある)」

「単にトミにパスしたくないわけではなく、最善策としてファイナルサードに繋がるように組み立てているんだ」

 さらにホワイトは冨安とブカヨ・サカの縦関係にも触れ、「トミとサカはタイプが違う選手で、それが良い関係を生み出している。トミは守備的で能力が高く、サカは逆に攻撃的だ」と口にし、「サカはドリブルで相手を抜き去るが、トミが彼に自由を与えて良い位置でプレーさせている」とコメント。冨安のバランス感覚についても称えていた。
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