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リバプール、3部クラブに先制許すも逆転勝利でFA杯4回戦へ…負傷から復帰の南野は22年初出場

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リバプールFW南野拓実}

[1.9 FA杯3回戦 リバプール 4-1 シュルーズベリー]

 FA杯3回戦が9日に行われ、FW南野拓実が所属するリバプールシュルーズベリー(3部)をホームに迎え、4-1の逆転勝利を収めて4回戦進出を決めた。

 前半27分に試合を動かしたのは、なんとアウェーのシュルーズベリーだった。左サイドを駆け上がったDFナサニエル・オグベタがグラウンダーのクロス送ると、中央に走り込んだFWダニエル・ウドーが滑り込みながら押し込んでスコアを1-0とした。

 格下に先制点を献上したリバプールだったが、すぐさま試合を振り出しに戻す。前半34分、MFコナー・ブラッドリーのラストパスを受けたFWカイデ・ゴードンがゴール前で冷静な切り返しから左足で流し込み、スコアを1-1とする。さらに同43分には相手のハンドでPKを獲得すると、MFファビーニョがきっちり蹴り込んで逆転に成功した。

 2-1のまま後半を迎えると、リバプールは南野をセンターフォワードの位置に投入。21年ラストマッチとなった12月28日のプレミア第20節レスター戦を負傷の影響で欠場した南野は22年初出場になった。最終ライン裏へ抜け出そうとする動きを見せる南野だが、なかなかボールを呼び込めず。中盤まで下がって組み立てには絡むものの、効果的な攻撃へとつなげられない場面が目立った。

 後半19分にはFWロベルト・フィルミーノがピッチへと送り込まれ、南野は左ウイングの位置に。後半33分にはPA内でボールを受けたフィルミーノが鮮やかなヒールシュートでネットを揺らし、リードを3点差に広げる。さらに同アディショナルタイムにはセットプレーの流れから、最後はファビーニョが蹴り込んでリバプールが4-1の逆転勝利を収めた。

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