元イングランド代表FWで、現在はダービー・カウンティで指揮官を務めるウェイン・ルーニー氏に批判が集まっている。講演会の参加チケットが450ポンド(約7万円)という高額だったためだ。英『ザ・サン』が伝えている。

　36歳のルーニーはイングランド代表FWとして、120試合53ゴールを記録。2004年から17年までマンチェスター・ユナイテッドでプレーし、その後はエバートンやMLSのDCユナイテッド、そして20年からダービー・カウンティで選手兼監督を務め、21年1月に現役引退を表明した。その後は正式に指揮官となっていた。

　イングランドのレジェンドに会うための費用として、450ポンド(約7万円)は高いか、安いか。これがいま現地のネットで炎上しているという。

　ルーニーは3月にマンチェスターのホテルでインタビューイベントを開催。約7万円のプラチナチケットでは、ルーニーと面会でき、さらに記念写真、サイン入りシャツ、フリードリンク、フルコースのディナー、そして優先席などのサービスを楽しめるという。

　また、225ポンド(約3万5000円)のゴールドチケットでは、ルーニーとの面会とサイン入りシャツ以外のサービスに。最も安い149ポンド(約2万3000円)では、ディナーとインタビューイベントの参加のみとなる。

「ルーニーがマンチェスターに現れ、台本なしの生インタビューに、ファンが参加できる」というイベントに7万円。ネットでは「この値段は恥ずべきものだ」「無理だろう」「金の無駄遣いだ」と大きな批判を呼んでいる。