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ミラン、イタリア杯準々決勝進出も格下との苦戦にピオリ「アプローチを間違えた。私の責任」

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 ミラン指揮官ステファノ・ピオリが13日のジェノア戦終了後、イタリアメディア『メディアセット』のインタビューに応じて試合を振り返った。

 ミランは13日、コッパ・イタリアのラウンド16で元ミランFWのアンドリー・シェフチェンコが指揮を執るジェノアと対戦したが、セリエAで降格圏の相手に対して17分に先制を許すなどして苦戦。74分にオリヴィエ・ジルーの得点で同点に追いついたものの90分では決着がつかず、延長戦の末3-1で勝利を収めた。

 辛くも準々決勝へ駒を進め、ラツィオvsウディネーゼの勝者と対戦することが決まったミラン。ピオリ監督はジェノアとの一戦を分析した。

「明らかに私の試合の準備が良くなかった。アプローチを間違え、前半はインテンシティがあまりにも低すぎた。責任は私にある。準々決勝進出を望んでいたが、もっと上手くプレーするべきだった。前半は個人ではなく、チーム全体が良いパフォーマンスをしていなかった」

「左サイドのプレーで試合を制した? 左サイドからのプレーが予測されやすくなってしまう危険性はある。だが、右サイドからもチャンスにつながるボールを送りこむことができていた。確かに左サイドには1対1に強い選手たちがいる。一方、右サイドではもっと組み立てを頑張らなければならない。いずれにせよ、ミランの課題はハイペースでプレーしなければならないということ。さもなければ、相手に予測されてしまう」

 最後に、24分に左ひざを負傷して途中交代したDFフィカヨ・トモリに言及。「トモリはチームにとって重要な選手だ。大事に至らないことを願っている」と述べた。

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