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長友も「本当に来ましたね…」とビックリ、“有言実行”のFC東京DF岡庭愁人

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DF長友佑都とDF岡庭愁人

 4年前、イタリアの地で力強く語ったという。「待っててください」と――。

 今季、明治大から、ユースまで過ごしたFC東京への“復帰”を果たしたDF岡庭愁人。15日に行われた新体制発表会見では、同じく明治大からFC東京に加入してプロ生活をスタートさせた経験を持つ日本代表DF長友佑都も同席した。そして、2人がイタリアで顔を合わせていたことが明かされる。

 18年1月、『NIKE NEXT HEROプロジェクト』メンバーの一員としてイタリアに飛んだ岡庭は、インテルのトレーニング施設でトップチームのトレーニングを見学。練習後には、当時インテルに所属していた長友との対面が実現したようだ。

 そして、その際に岡庭は「長友さん、絶対に僕はプロになるので、追い越しに行きます。待っててください」との言葉を伝えたという。

 あれから、4年の月日が経ち、2人は同じユニフォームに袖を通すことになった。長友は「本当に来ましたね。有言実行です」と白い歯を見せ、岡庭は「絶対に覚えてもらいたいと思っていたので、インパクトのある言葉を言おうと思っていた」と当時を振り返った。

 今後は定位置を争うライバルとなる。22歳の若武者は「憧れの先輩ではありますが、やっぱりライバルなので。ポジション、レギュラーを奪い取るという覚悟で燃えています」と力を込める。再び、有言実行を果たし、偉大なる先輩から定位置を奪い取れるだろうか。

(取材・文 折戸岳彦)
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