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ユトレヒト前田直輝は“11分”で今季絶望…胸中語る「最初で最後の試合になってしまった」

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オランダデビュー戦で負傷したMF前田直輝

 ユトレヒトは18日、名古屋グランパスから期限付き移籍しているMF前田直輝(27)の負傷状況について発表した。

 前田は昨年12月中旬、名古屋からユトレヒトへ期限付き移籍。すると16日、エールディビジ第19節アヤックス戦に先発出場し、オランダデビューを果たした。ところが、開始早々の前半11分に負傷交代。裏に抜け出そうとしたところで相手DFのスライディングを受けて左足を負傷。スタッフに抱えられながらピッチを後にした。

 試合後、現地メディアは全治4か月の重傷と報じていた。検査の結果、左下腿の骨折と診断されたほか、手術が必要であることが判明。リハビリは数カ月に及ぶようだ。前田は「術後はリハビリが待っています。つまり、あれがユトレヒトで最初の試合が最後の試合になってしまったということです」と公式サイトを通じて、コメントを発表した。

「欧州でサッカーをすることは僕の大きな夢でした。そして、ユトレヒトがそのチャンスを与えてくれたことで夢は現実になりました。特にアヤックスと対戦するホーム戦はユトレヒトに到着してからよく聞いていた試合で、デビュー戦を本当に楽しみにしていました」

「残念ながらすぐに怪我をしてしまい、僕の夢は今、打ち砕かれています。しかし、夢を諦めてはいません。名古屋グランパス、ユトレヒトと治療方針について話し合い、回復に全力を注ぐつもりです」

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