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追加招集で初A代表のMF鈴木唯人「考えるスピードの早さが全然違った」

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A代表に初招集されたMF鈴木唯人

 追加招集で日本代表に初招集されたMF鈴木唯人(清水)は一日も早くA代表のスピード感に順応しようとしている。

 ここまで2日間の練習を終えて、「全体的にスピード感というか、考えるスピードの早さが全然違った」と実感しながらも、「それに慣れて対応できれば、全然できるなと感じている」と指摘。「考えるスピード、判断。次のプレーの選択肢を常に考え続けることで次のプレーにもうまくつなげていける。頭をフル回転させてできれば」と、代表に定着していくために必要なことは理解している。

 森保ジャパンの印象として「ボールを奪える選手が試合に出られるのかなと思うし、ボールを奪ったあとにいかにいい判断、いい選択をして次につなげられるか。攻撃しているときも規則を守って自分の特徴を出していけるか。攻撃から守備になったときにはしっかりと一人ひとりが戻るパワーを出せるか。その4つの局面でしっかりできる選手が出場できるのかなと思う」とイメージを口にし、「上手さだけでなく、強さも必要だなと感じている」と実感を込めて言った。

 合宿最終日の21日には練習試合も予定されている。「残りの3日間で自分の特徴だったり、結果を残していくことが大事かなと思う」とアピールを誓う鈴木。国内組の合宿が終われば海外組も合流してW杯アジア最終予選に臨むことになるだけに、「追加招集という形でせっかくチャンスをもらえたので、ただ吸収して帰るというよりは、最終予選を狙うことで得られるものもあると思う」と、生き残りへの決意も口にした。

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