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レアル・マドリー、ムバッペ&ハーランド獲得を見越してアザール放出を希望も…

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レアル・マドリーFWエデン・アザール

 レアル・マドリーMFエデン・アザールは、今冬の移籍を考えていないようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

 スペイン・スーパーカップの2試合ではどちらも出場機会を得られず、FWビニシウス・ジュニオールと左ウイングのポジションを争うどころか、右でもMFマルコ・アセンシオ、FWロドリゴ、さらにはMFフェデリコ・バルベルデが優先的に起用されるという屈辱を味わったアザール。レアル・マドリーはカルロ・アンチェロッティ監督がベルギー代表MFをほとんど戦力に数えていないことを理解しており、昨夏に続いて、この冬も退団の扉を開いているようだが、しかし選手本人は今季終了までスペイン首都にとどまる意向という。

 アザールは現在も、2024年まで契約を結ぶレアル・マドリーで成功をつかむ意欲がある模様。また最近父親になったこともあり、家族のことを考えても、この冬にスペインを離れるのが難しいという事情もあるようだ。

 アザールに対しては古巣チェルシーやニューカッスルなど、プレミアリーグのクラブからの興味がささやかれている。しかし『マルカ』は、以上の2クラブが実際には獲得を考えていないことを指摘。アザールの高額な年俸が、この冬に移籍するハードルを高くしているとの見解も示している。

 その一方でレアル・マドリーはというと……、可能であるならばアザールをすぐにでも放出したい様子。フロレンティーノ・ペレス会長率いる同クラブは、2022-2023シーズンにFWキリアン・ムバッペ、FWアーリング・ハーランド獲得など大型補強を実現する方針で、そのために人件費にできる限り余裕をつくりたいようだ。

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