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なでしこジャパンで迎える“初アジア”DF南萌華「守備だけじゃなく得点も狙いたい」

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鉄壁守備が期待されるDF南萌華(右)とDF熊谷紗希

 21日のミャンマー戦でアジアカップ初戦を迎える日本女子代表(なでしこジャパン)のDF南萌華は、強気の守備で無失点ゲーム、そして貪欲にゴールを狙うことを誓った。

 これまでU-16代表、U-19代表でアジア大会を優勝、14年のU-17女子ワールドカップでは世界一を経験、なでしこジャパンでも19年ワールドカップや、昨年の東京オリンピックを経験している南だが、なでしこジャパンでのアジアの大会は初となる。

 ただアジアの戦いが難しいことは十分に理解している。そのために大事だと明かすのは「ファーストプレー」。日本での試合でも大切にしているというが、「最初のプレーは相手をビビらせる思惑がある。ファーストプレーはファウルありきで思い切り行こうと思っている。試合の入りから自分の100%をぶつけられるようにしたい」と力を込める。

 初戦の相手になるミャンマーについての分析は進んでおり、「若い選手が多いし、迫力のあるシュートを打つ選手がいる」と警戒する。それでも「守備の選手としてまずは失点しないように、スピードのある選手を抑えながら無失点で抑えたい」と意気込みを語るとともに、「今回は守備だけじゃなく得点も狙っていきたい」と貪欲な姿勢もみせる。

 確かに引いて守られることが予想される相手に、セットプレーは最も効果的な得点源となる。23歳DFは「難しいゲームの中でセットプレーで取れれば楽。自分自身セットプレーで取れるチームは強いと思っている。貪欲にゴールを狙っていきたい」と力強く話した。

 アジアカップでグループCを戦うなでしこジャパンの初戦は、日本時間21日17時にキックオフする。
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