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完全復活へ! 酒井宏樹がA代表で久々の実戦出場「プレーするのが楽しい状態」

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日本代表DF酒井宏樹(浦和)

 日本代表のDF酒井宏樹(浦和)が21日、流通経済大とのトレーニングマッチ(○7-0)後のオンライン取材に応じ、現在のコンディションについて語った。「リフレッシュできたので身体はかなり軽くなったと思うし、昨季の最後のほうみたいにただ試合をこなしている状況ではなく、プレーするのが楽しい状態になった。上がっていると思う」。24日に始まるカタールW杯アジア最終予選に向け、頼れるサイドバックが帰ってきた。

 酒井は21日に行われた流経大とのトレーニングマッチで、主力組として前半45分間の出場。前半は激しい追い風があったことで「もうちょっといいコンディションでやりたかったけど……」と苦労もあったというが、「なかなかチームメート相手だと対人で強くいけないので、当たるところ、当たらないところも含めていい確認になった。スプリントも試すことができた」。良いコンディション調整の機会となったようだ。

 酒井は昨季、マルセイユでのシーズン終了後に東京五輪を戦い、そのまま浦和レッズに加入。コロナ禍で続いていた過密日程に加えて、シーズンオフ返上で戦ったことによるコンディションへの影響は大きく、カタールW杯アジア最終予選では6試合中3試合の出場にとどまっていた。

 だが、今回のシーズンオフはしっかりとリフレッシュできたようだ。この日はA代表で昨年10月以来の実戦。酒井は「まだトップレベルではないし、試合をこなしていかないといけない」とさらに状態を上げていくべく、「しっかりイメージして自分を作っていけたら」と意気込みを語った。

(取材・文 竹内達也)
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