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なでしこジャパンDF清水梨紗が代表初弾“妹分”に更なる期待「意味のある1点だと思う」

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なでしこジャパンDF清水梨紗

[1.21 女子アジア杯C組 日本 5-0 ミャンマー]

「あの1点が入ったことが落ち着けるポイントになった」。DF清水梨紗日テレ・東京ヴェルディベレーザでも共にプレーする3歳年下の“妹分”FW植木理子の日本女子代表(なでしこジャパン)初ゴールを勝利の要因に挙げた。

 序盤からチャンスを量産しながら決めきれない展開を続けたなでしこジャパンだが、前半22分、MF長谷川唯のクロスにダイビングヘッドで飛び込んだ植木が先制のゴールネットを揺らした。「理子と言えばという点だった」と、ここ一番で普段通りのプレーをみせた後輩の活躍に目を細めると、「これから予選を戦っていく中で今日の1点というのは、理子にとっても意味のある1点だと思う」と更なる期待を寄せた。

 右サイドバックで先発した清水も積極的に攻撃参加。「アジアカップの初戦で、緊張感はあった」と試合の入りに初戦特有の堅さがあったと話したが、「守備のバランスを意識した」という守備面でも大きく貢献した。「チャンスがあったと思うけど、最後のクオリティが少し足りなかった」。最後まで反省を忘れなかったが、白星発進は何よりの自信になるはずだ。

(取材・文 成田敏彬)
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