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大久保嘉人氏、サプライズのギネス表彰に「ドッキリ?」「イエローカードのギネスはないの?(笑)」

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サプライズでギネス表彰を受けた大久保嘉人氏

 昨季限りで現役を引退した元日本代表FW大久保嘉人氏が22日、都内で行われた『俺は主夫。職業、現役Jリーガー』(講談社)の発売記念記者会見に出席した。

 01年のセレッソ大阪入団から20年の現役生活で、J1歴代最多となる191得点をマーク。この記録がギネス世界記録™に認定され、会見ではサプライズで表彰式が行われた。「どういうこと?初耳。ヤラセとかじゃない?ドッキリじゃない?」と驚いた大久保氏は公式認定書を受け取り、「200点いってないし、なんか申し訳ない。まさか自分がもらえるとは」と謙虚に喜んだ。

 ラストシーズンは古巣C大阪に復帰。単身赴任のはずだったが、小学4年生の三男・橙利(とうり)君の希望で息子との2人暮らしを経験した。家事力ゼロ、亭主関白だった大久保氏が洗濯、掃除、食事作り、学校や宿題の手伝いと大奮闘。同書ではワンオペで家事・育児をこなしながらの現役生活をつづっている。

「自分は三男ひとりだけでも大変だった。4人いたらもっと大変。妻へのありがたみが分かった」。この日は橙利君手書きの「めっちゃスーパー主夫Jリーガーだったで賞」の表彰状も受け取り、「字がうまくなっています」とパパの顔を見せた。

 輝かしい実績を残した現役生活はヤンチャぶりも有名で、イエローカードは歴代1位の通算104枚。「イエローカードのギネスはないの?(笑)」とジョークを飛ばしつつ、「“家庭で”イエローカードが出たら反論できない。ごめんと謝るしかない」と強調。「若い頃は反論しましたから。そうすると後々悲劇がある。そうならないためにもみんな謝ってください」と呼び掛けた。

(取材・文 佐藤亜希子)

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