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バルセロナ移籍浮上のオスカル「偉大なクラブからの興味はうれしい」…週給8300万円の減給については?

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バルセロナ移籍浮上のMFオスカル

 上海海港のMFオスカルは、代理人がバルセロナと交渉の席に着いたことを認めた。

 2017年にチェルシーから上海海港に移籍したオスカル。以降、5シーズンにわたり中国でプレーする同選手だが、以前から欧州復帰の可能性が絶えない。そんな30歳の元ブラジル代表MFに対しては先日からバルセロナなどが獲得に興味を持つことがわかっていた。

 そんな中、オスカルはブラジル『TNT Sports』でバルセロナ移籍の噂について問われて「バルセロナは移籍の可能性について知るために僕の代理人に接触した。彼らは中国のフットボールが3月まで中断されるのを知っているからね」と話し、以下に続けた。

「興味に関して代理人から聞いた。バルサは新戦力の登録に関する問題を抱えている。それに、僕のクラブとも話をする必要もあるね。シーズン終了までに僕に加入してほしいみたいだ。話し合いは続いているけど、新戦力登録の問題がある。ダニエウ・アウベスの時も同様の問題があったと思う」

「偉大なクラブからの興味はうれしい。でも、バルサが新戦力を登録できなければ意味がない。バルサは解決しようと躍起になっているし、僕もこれから代理人と話をすることになるから、僕たちは何かしらを調整できると思う。僕にとって素晴らしいチャンスだし、バルサにとっても同様だ。僕はここで絶好調で、僕のキャリアにとっても最高のものになるだろう」

「僕は今、より経験を持ち、さらに大人になったから、バルサはこれを評価していると思う。今、彼らにはたくさんの若手がいる。みんなにとって上手くいくものになると思う。そうなれば僕はハッピーだ。でも、僕はまだ契約下にあるし、上海はたくさん僕を助けてくれた」

 仮にオスカルがバルセロナに移籍することになれば、減給は避けられない。現在、中国で週給54万ポンド(約8300万円)を稼ぐとされる同選手だが、減給に応じる可能性を示した。

「移籍が実現すれば何かを失うことを認識している。今、中国フットボールの休暇中で、最低限のサラリーを支払われているダニのように少ないサラリーでのローンになるかもしれない。だから、半年間やそこらで僕は彼らを助けられるかもしれない。彼らが何か月間僕を必要としているのかわからないけどね」

「交渉は進んでいる。彼らはクラブやリーグとの問題を解決しなければいけないし、そして決断を下さなければいけない。バルセロナのようなクラブに加入するためには手放すことになるものがあるけど、僕が決断する前に彼らが現状を解決するのを僕たちは待たなければいけない」

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