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クラスター発生の新潟、隔離中の堀米悠斗&島田譲が心境を吐露

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DF堀米悠斗(左)とMF島田譲

 アルビレックス新潟は23日までに合計17名の陽性者を発表。それを受け、DF堀米悠斗とMF島田譲が自身のSNSで思いを語っている。

 高知県でキャンプ中の新潟は、18日にトップチーム選手1名、20日に同じく選手5名、21日にも選手3名の陽性を発表。さらに21日には選手5名、スタッフ2名、関係者1名の計8名の陽性を伝えており、高知県は20日の時点でクラスターとして認定していた。現在、チームはトレーニングを中止し、各自が部屋に隔離されているという。

 23日には中野幸夫代表取締役社長も声明を発表。「日ごろから生活面での注意喚起もしておりましたが、キャンプ地でクラスターを発生させてしまいました。高知県ならびに高知市の皆様、そして医療従事者の方々やホテル関係者の方々に、多大なるご迷惑をおかけいたしましたことに、深くお詫び申し上げます。また、アルビレックス新潟を応援してくださるすべての皆様にも、ご心配をお掛けしていることにお詫び申し上げます」と伝えていた。

 そして、24日には堀米と島田が心配するサポーターに向け、自らのツイッターで発信している。

 堀米は自身のツイッター(@gomesssuuu)で「この度のクラスター拡大でご心配おかけしております。開幕に向けて不安な想いをしてるサポーターもたくさんいることと思います」と元気な様子を伝える。

 その上で、今回の件に関して「マスク、消毒、手洗いうがいなど日頃の感染対策は継続してやってきました。また車移動の際の換気や、他の選手の部屋に行かないなど、キャンプならではのリスクも避けて過ごしていました」と事情を説明。「それでもこれだけのクラスターになってしまったことは正直、どうしようも無いと思えるほどです」と無念さを明かす。

 だが、堀米は明るく前を向く。「活動再開までしばらく時間を要しますが、開幕戦に向けて最善の準備をしていきますので、皆様も体調に気をつけてお過ごしください。まだ何も始まっていない今シーズン、やる前から諦めてる奴はこのチームには一人もいません。一緒に戦ってください、よろしくお願いします」と意気込みを伝えた。

 島田も自身のツイッター(@yuzupon1128)を更新。感染者を心配する声が多い中で「誰も悪くない。僕もそう思います。ただ新潟を元気にする、子供達に夢や希望を与える立場として、この期間に新潟の皆さんや高知県の方々に対して、不安や心配だけを与えてしまったことに関して、本当に残念な思いです」と悔しさをにじませる。

 だが、島田も堀米と同様に前向きだ。「でも大丈夫。厳しい船出とはなりましたが、どんな時も目指す場所は変わらず、チーム一丸となって"今自分達に出来る事"をしていきます!部屋でも自分を追い込めるし、家族と連絡も取れる。ご飯も食べれるし、美味しいコーヒーも飲める。そして何より、高知の景色が最高です!環境に心底感謝です」と現状を伝えた。

 そして、「この場を借りて、自分の時間を削り、リスクを負いながら動いてくれている全ての関係者の方々にも心から感謝を伝えたいです!これからは可能な限りでSNSで皆さんに色々発信していきますね」とメッセージを送った。

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