beacon

シャビ監督「バルサのユニフォームは他のチームより20kg重い」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 バルセロナは直近の公式戦2試合でスペインスーパーカップ、コパ・デル・レイと立て続けに敗退していたが、ショック払拭の一勝をつかんだ。リスタートを切ったシャビ・エルナンデス監督は勝利の価値を説いている。スペイン紙『マルカ』が伝えた。

 バルセロナは23日、ラ・リーガ第22節でアラベスに1-0で勝利。MFフレンキー・デ・ヨングの一撃により、公式戦4試合ぶりの白星をつかんだ。アラベスに主導権を握られたが、後半42分にFWフェラン・トーレスのアシストからデ・ヨングが決勝点を挙げ、勝ち点3を獲得した。

 シャビ監督は「今日は最高のプレーはできなかった一方で、ほぼ凍りついたグラウンドでプレーし、勝ち点3を得ることができた」と喜んだ。「どの試合でも、準備のための日数はほとんど増えていないが、次は2週間ある。自分たちの試合を理解し、次の試合に向けてしっかりと取り組むことができるし、選手たちも自分たちのすべきことを理解してくれると願っている」と前を向いた。

 この勝利によりバルセロナは21試合で35ポイントを獲得し、首位のR・マドリーと15ポイント差の5位に浮上した。

「私たちは冷静さを保ち、ゲームを読むタイミングを知る必要がある。でも選手たちは自信を失っているから、それを改善しなければならない。私たちは今夜、勝利を祝った。これは非常に大きなことであり、多くのことを物語っている」

 20日にアスレティック・ビルバオにコパ・デル・レイで敗退。前週は宿敵R・マドリーに敗れてスペイン・スーパーカップでも敗退しており、悔しさを払拭するにはこの勝利が必要だった。

「選手たちはこれまですごく批判されてきた。だけど今日は、たとえばDFジョルディ・アルバがとてもいい試合をしてくれたし、(セルヒオ・)ブスケツと(ジェラール・)ピケもチームを引っ張ってくれた。フレンキーもとてもいい試合をしていた」

「みんな批判されてきた選手たちだ。バルサでプレーするのは簡単ではない。このユニフォームを着ることの重さは、他のどのチームより20キロは重いと思う。だからこそ私たちは団結しなければならない。厳しいことはわかっているけど、団結しなければならないんだ。ここはとても寒かったが、光明は少しずつ見えてきている」

●ラ・リーガ2021-22特集

TOP