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イタリア代表復帰のマリオ・バロテッリ「俺は31歳でまだ若い。招集が当たり前にならなければ」

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 シュペルリグ(トルコ1部)のアダナ・デミルスポルに所属するFWマリオ・バロテッリが約3年半ぶりのイタリア代表復帰を果たし、ブレシアのサッカー情報サイト『Brescia in Gol』のクリスティアーノ・トニョーリ記者に心境を明かした。

 昨年に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選において、グループC2位で本大会行きの切符を逃し、3月のプレーオフへと回ることになったイタリア。2大会ぶりのW杯出場を決めるには、北マケドニア戦およびポルトガル対トルコの勝者との対戦で勝利を収めなければならない。

 そんな中、ロベルト・マンチーニ監督は今月末の代表合宿においてトルコで公式戦21試合に出場、9ゴール5アシストと好調の愛弟子バロテッリの招集へ踏み切った。

 2018年9月7日のポーランド戦以来3年半ぶりにアッズーリへ復帰する31歳FWは、招集メンバー発表の直前に地元ブレシアの記者のインタビューに応じ、現在の心境を明かして意気込みを見せた。

「調子も気分も良い。トルコのおかげかもしれない。新天地では居心地よく感じている。もちろん代表復帰へのモチベーションは高いし、気合も十分だ。イタリアはW杯に出場に値するチームであり、出場できるよう願っている。EURO(ユーロ)2020で優勝したばかりのイタリアがなぜプレーオフへ回る事態になったのかは分からないが、起こり得ることではある。だが取り返しがつかないわけではない」

「代表メンバーに選ばれることは常に素晴らしいものだし、毎回ものすごく感動する。俺は31歳だがまだ若い。本来なら代表に招集されることが当たり前にならなければならない。呼ばれない方が異例であるべきなんだ。マンチーニとは時々連絡を取り合っているし、うまくいっている。俺にとって“カルチョの父”であることはずっと変わらない。彼のもとでキャリアのスタートを切ったのだからな。いつか俺が引退する時も彼のもとでありたい」

 最後にバロテッリはセリエA復帰の可能性を問われると、「トルコでうまくやっている」とコメント。アダナ・デミルスポルでのプレーに集中する意向を示した。

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