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ブラインドサッカー女子日本代表の新監督は山本夏幹氏に決定「世界選手権での優勝、世界一を目指します」

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 日本ブラインドサッカー協会(JBFA)は25日、24日付けでブラインドサッカー女子日本代表の監督に、現ブラインドサッカーユーストレセン テクニカルスタッフの山本夏幹氏(30)が就任したことを発表した。同代表チームは、2月19日の「さいたま市ノーマライゼーションカップ2022」に出場予定。

 山本新監督は、2014年からJBFAにインターンとして従事し、15年から筑波大学附属視覚特別支援学校に教諭として勤務。その傍ら、16年には「free bird mejirodai」を創設し、監督として指揮を執ってきた。また、最近までブラインドサッカーユーストレセン・ナショナルトレセンのテクニカルスタッフとして、次の男子代表候補の育成にも携わってきていた。

 JBFAを通じ、山本新監督は意気込みを伝えている。

「ブラインドサッカー女子日本代表は、2023年8月にイギリス・バーミンガムで、女子のカテゴリーとしては初めて開催される世界選手権での優勝、すなわち『世界一』を目指して活動いたします。残された日数は570日、時間にして13,680時間。我々に残された時間は限られています。前体制の選手・スタッフ全員で育ててきた土壌を受け継ぎ、さらに進化・変化をさせていくために、どんな困難にもポジティブな挑戦を続けていきたいと思います」

「世界一を決める、最も緊迫する瞬間に『楽しむ気持ち』と『遊び心』を持って戦える強い集団をつくっていきます。日本国内では、女子は競技人口も少なく、認知度も低いのが現状です。ただ、今、国内で活躍している女子代表選手たちは皆、このスポーツを愛し、ブラインドサッカーを通じて社会にメッセージを伝える使命感を持って活動しています」

「『代表強化』と『普及・育成』どちらの活動も、選手たちとともに全身全霊を掛けて取り組み、2023年の8月のイギリスの地で日本の未来につながる大輪の花を咲かせます」

以下、プロフィール
●山本夏幹氏
(やまもと・なつき)
■生年月日
1991年6月21日(30歳)
■出身地
千葉県習志野市
■所属
筑波大学附属視覚特別支援学校
free bird mejirodai(ブラインドサッカーチーム)
■主な資格
日本ブラインドサッカー協会 公認コーチ


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