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なでしこジャパン司令塔MF長谷川唯、“24歳ラストマッチ”となる日韓戦へ「分析はできている」

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なでしこジャパンの司令塔MF長谷川唯

「チームとして分析はできている」。今月29日に25歳の誕生日を迎えるMF長谷川唯(ウエスト・ハム)が、“24歳ラストマッチ”となる日韓戦の必勝を誓った。

 長谷川はアジア杯グループリーグ第1戦のミャンマー戦で先制点のアシストと、「理想の形」の2ゴールでプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。新型コロナウイルスの陽性判定でエースFW岩渕真奈を欠く中、日本女子代表(なでしこジャパン)の司令塔としてここまでチームをけん引。27日に行う日韓戦(日本時間17時キックオフ)でもゴールが期待される。

 すでに両国は2連勝で準々決勝進出を決めているが、現状は得失点差で上回る日本が首位。直接対決は引き分け以上でなでしこの首位通過が決まることになる。長谷川は「韓国の直近の試合はミャンマーとベトナムということで、日本と戦うときとは少し違うと思う」と警戒を強めるも、「これまで戦ってきた傾向も考えながらチームとして分析はできている」と冷静だ。

 さらに、ミャンマー、ベトナムのような日本に対して守備固めをしてくるチームに比べて、「韓国のように前からプレッシャーだったり、人にしっかりプレスをかけてくるチームの方がやりやすい」とも語る。そして「テレビで日本を応援してくれている人たちに対して、しっかり良いプレーを見せなければならない」と中心選手としての自覚を十分にした。

(取材・文 成田敏彬)
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