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シュツットガルト、伊藤洋輝が唯一の左利きCBに…ケンプフのヘルタ行きが決定的

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 遠藤航伊藤洋輝が所属するシュツットガルトのDFマーク・オリバー・ケンプフは、今冬のヘルタ・ベルリン行きが決定的となった。所属クラブが25日、同選手のスペイン合宿からの離脱を報告し、同日にヘルタがメディカルチェック次第で2026年までの契約を締結することを発表している。

 現在26歳のケンプフは、フランクフルト下部組織出身の左利きセンターバック。2018年にシュトゥットガルトに加入し、同クラブで公式戦96試合に出場し合計9ゴールを記録。2部での2019-20シーズンはキャプテンを務めたドイツ人DFだが、今夏に満了となる契約の延長に至らず、結局契約が切れる半年前に以前から濃厚と見られたヘルタ行きが決定的となった。

 なお、シュツットガルトがそのケンプフの後釜として昨夏に買い取りオプション付きのレンタルで獲得した同じく左利きの伊藤は、現在レギュラーの座をつかみ第8節以降すべての公式戦に先発出場。ケンプフは3バックの中央やウィングバックでも起用される伊藤とともにピッチに立つこともあったが、ここ4試合は出場なし。直近の2試合はベンチ外となっていた。

 なおドイツ誌『キッカー』によると、ヘルタが支払う移籍金は50万ユーロ(約6500万円)。また、この移籍により現在コンスタントな出場機会を得ているメンバーの中で、伊藤が唯一の左利きCBとなっている。
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