beacon

浅野拓磨は「体調不良」で中国戦欠場、明日再検査へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

前日練習に参加していたFW浅野拓磨

 日本サッカー協会(JFA)は27日、W杯アジア最終予選・中国戦(埼玉)のベンチ入りメンバーから外れたFW浅野拓磨(ボーフム)について「体調不良のため大事を取ってメンバー外となった」と説明した。

 浅野は合宿初日の24日からチームに合流し、前日練習にも参加していたが、急きょ欠場が決まった。JFA広報担当者によると、試合当日の27日朝に浅野本人から「鼻水と、喉に違和感がある」という報告があった。発熱はないという。

 この日はチーム全体がPCR検査を受ける日で、浅野も含めて全員が検査を受けた。その結果、浅野に関してはCt値が高く出たものの、この数値だけで陽性と判断することはできないという。

 その理由について同担当者は「浅野選手は昨年12月前半に新型コロナウイルス感染症に罹患している。回復後、1、2か月はCt値が高いことを示すことがあるため、今日の時点で陽性と確定することはできない」と説明。明日28日に改めて検査を行い、その結果をもって判断するという。

 ベンチ入りメンバーから外れた浅野はチーム宿舎内の部屋で待機している。仮に明日の検査で陽性と判断された場合についても、「活動を始めた当初から、チーム内で陽性者が出た場合も濃厚接触にあたらないためのガイドラインをつくり、それに沿って活動している。明日以降、もし陽性となった場合でも、濃厚接触にあたる選手、スタッフはいないという形で進められると思っている」とした。

●カタールW杯アジア最終予選特集
●カタールW杯各大会予選一覧

TOP