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日本に敗れて2位以内の可能性消滅…中国指揮官「今回の負けに責任を感じている」

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中国代表を率いるリー・シャオペン監督

[1.27 W杯最終予選 日本2-0中国 埼玉]

 2位以内の可能性が消滅した。中国代表を率いるリー・シャオペン監督は「今回の負けに責任を感じている。申し訳なく思っている」と悔しさを滲ませた。

 昨年11月のオーストラリア戦後にリー・ティエ監督が辞任し、後任として指揮を執ることになった。迎えた就任初戦の日本戦、前半13分にFW大迫勇也にPKを沈められて早々に先制点を許すと、その後も圧倒されてしまう。ボールを保持されるだけでなく、たとえ相手攻撃をはね返そうとも、再び日本に回収された。押し込まれる時間帯が続き、効果的な攻撃へとつなげられなかった。

 0-1とリードを許したまま迎えた後半を迎えると、同11分に2枚替えを行って状況を打開しようと試みる。しかし、直後の同16分にDF中山雄太のクロスからFW伊東純也にヘディングを叩き込まれ、リードを広げられた。

「前半は守備に回る時間が長くなった。後半は攻撃の選手を投入したが、2失点目が非常に痛かった。大きな影響があった」。また、日本を分析した結果、「サイドから攻撃するチャンスがあるかもしれないと思っていた」ようだが、「日本代表のプレッシングがあって困難だった」と、その後も思うような反撃に出られずに0-2の完封負けを喫した。

 残り3試合で2位日本との勝ち点差は10に開き、2位以内の可能性が消滅。3位オーストラリアとの勝ち点差も9と開いており、残り試合での逆転プレーオフ進出の望みもほぼない。しかし、指揮官は「すべての試合に全力で臨む。200パーセントの準備と努力ですべての試合に臨みます」と気丈に語った。

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