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伊女性レフェリーがリベンジポルノ被害に遭う…犯人に最高6年の実刑

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 イタリアのディアナ・ディ・メオ審判がリベンジポルノの被害に遭ったことを明らかにした。英『サン』が伝えている。

 ペスカーラに住む22歳のディ・メオ審判はプライベートな写真や動画が流出し、『WhatsApp』や『Telegram』に投稿されたことを明かした。彼女はこの件を当局に報告しており、犯人は彼女の同意なしにコンテンツを共有したとして、最高で6年の懲役刑に処せられると報じられている。

 ディ・メオ審判は警察に「家に引きこもって2日間、泣いたり吐いたりしていた」と語った。ディ・メオ審判は『Instagram』で約10万人のフォロワーに向けて3分間の動画を投稿し、応援メッセージを送ってくれたファンに感謝の意を表している。ディ・メオ審判は、審判員として活動する傍らで、法学部の学生でもある。

「私のプライベートなビデオが流出した。誰かが私の携帯電話に侵入したのだと思う。そうでなければ、どうやって盗られたのか見当もつかない。私は苦情を申し立てており、当局がすべてを処理してくれると考えている」

「イタリア中から私に手紙をくれた皆さんに感謝したい。私はこの状況に立ち向かおうとしているけど、成功するとは限らない。私たちはこのようなビデオや、このようなものを共有し続けている人々を報告していく必要がある」

 ディ・メオ審判はまた、同じ犯罪の被害者が声を上げるための「声」を拾い上げることができるように、他の人たちも彼女の後に続いてくれることを願っていると伝えた。

「私たちの多くは声を挙げることができず、ただただ隠れてしまう。実際には画面の向こう側に犯人がいる。非難されている被害者の皆さんに、声を届けたいと思っている。今回の被害者は私だけど、明日はもしかしたら今ビデオを見て笑っているそこの人かもしれない」

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