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なでしこMF猶本、日本人指揮官のタイ警戒も「勝ち切ることが大事」

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なでしこジャパンのMF猶本光

 日本女子代表(なでしこジャパン)のMF猶本光は勝てばワールドカップ出場が決まる30日のタイ女子代表戦に向け、「中2日で準備期間は短いですけど、みんなで勝ち切って次に繋げたらいい」と意気込んだ。

 とにかく勝ち切る。27日の韓国戦は終盤に追いつかれてドロー。目的のグループ首位通過を決めることは出来たが、課題があることも感じさせた。猶本は「最初の2試合と比べて簡単ではないと思っていたので、課題が出て当然」とするも、「決勝トーナメントだと延長PKになるので、しっかりと勝ち切ることが大事かなと思います」と気を引き締める。

 またタイ女子代表は、昨年より日本人指導者の岡本三代監督が率いている。猶本も2013年に出場したAFC U-19女子選手権でコーチとして指導を仰いだことがある。「選手に寄り添ってくれた思い出がある」と当時を振り返ると、「戦術的にみんなが動いてくる。サイドに速い選手がいるので、それは注意しないといけない」と警戒を語る。

 それでも試合は日本が優勢に進めることが予想される。猶本も「私たち目標はこの大会に優勝することと、W杯の出場を決めること。その意味でも重要になる。3位以内に入らないと次はアジアカップは予選からやらないといけない。明日勝って次につなげることが大事かなと思います」と力を込めた。

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