beacon

監督として古巣エバートン帰還を断ったルーニー「100%準備はできているが…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

古巣帰還を断ったウェイン・ルーニー監督

 ダービー・カウンティウェイン・ルーニー監督は、古巣エバートンからのオファーを断ったことを明かした。

 幼少期から2004年のマンチェスター・ユナイテッド移籍まで、地元のエバートンで過ごしたルーニー監督。キャリア終盤にもグディソン・パークで再びプレーするなど、サッカー史に名を残すストライカーにとって唯一無二のクラブだ。

 そんなエバートンは昨夏、最大の宿敵リバプールを指揮した経験を持つラファエル・ベニテス監督を招聘するも、1月に成績不振を理由に解任。ダンカン・ファーガソン氏に暫定的にチームを託す中、新指揮官を探しており、候補の1人にルーニー監督の名前が入っていると先日から報じられていた。

 しかし、現在ダービーのチャンピオンシップ(2部)残留のために邁進する同指揮官は、会見の中で「エバートンが代理人にアプローチし、私にインタビューを受けるよう尋ねてきたが、断りを入れた」と明かし、現職のことだけに集中したいとその理由を説明した。

「難しい判断だった。私は自分がプレミアリーグの監督になれる、100%その準備ができていると信じている。そのようなチャンスがエバートンで訪れればグレートだ。しかし、私にはダービーでの仕事があり、これは私にとってとても大切なものだ」

 なお、エバートンの新指揮官候補には現在、元チェルシーフランク・ランパード監督や元ポルトのビトール・ペレイラ監督らの名前が挙がっている。

●プレミアリーグ2021-22特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP