アフリカ・ネイションズカップは1月30日に準々決勝を行い、モロッコ代表とエジプト代表が対戦。エジプトが2-1で勝利した。モロッコの指揮官で、元日本代表監督でもあるバヒド・ハリルホジッチ監督が試合後、エジプトのカルロス・ケイロス監督と喧嘩したという。仏『footmercato』が伝えた。

　試合はエジプトが逆転勝利。モロッコは前半7分にPKで先制するが、エジプトは後半8分にFWモハメド・サラーが同点ゴール。1-1のまま延長戦に突入すると、エジプトは延長前半10分にMFマフムード・ハッサンがゴールを沈め、2-1で試合をひっくり返した。

　試合の熱は終了後にも影響したようだ。両チームがロッカールームに戻る際、ハリルホジッチ監督とケイロス監督が口論に。警備員が介入せざるをえない状況となった。

　仏『RMC』によると、実は両者は試合前から因縁があったという。ケイロス監督が前日会見を欠席したことに、ハリルホジッチ監督が不満を持っていたという。その怒りは敗戦後に大爆発。結局、試合後の会見ではハリルホジッチ監督が欠席した。