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リベリ、一時は契約解除&現役引退を検討もサレルニターナの慰留で今季プレー続行へ

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MFフランク・リベリ

 サレルニターナに所属する元フランス代表MFフランク・リベリは、今冬の退団を検討していたが、クラブ幹部の慰留により、一転して残留を決めたようだ。31日、『Goal』の取材により明らかになった。

 38歳のリベリは昨夏、2シーズンを過ごしたフィオレンティーナを退団して昇格組のサレルニターナへ加入。しかし度重なるフィジカルトラブルに悩まされ、出場機会はリーグ戦わずか12試合で900分にも満たず、チームもセリエAで最下位と苦戦している。

 そんな中、元フランス代表MFは、自身の今後の去就について自問自答。サレルニターナとは、今シーズン終了までの契約を結んでおり、チームがセリエA残留を決めた場合は延長オプションも発生する条件となっていたが、31日朝までに契約解除の意志を固め、現役引退も見据えていたとみられている。

 だが、クラブのSD(スポーツディレクター)に就任したばかりのバルテル・サバティーニから説得を受けると、リベリは一転して退団希望を撤回。少なくとも今シーズン終了までサレルニターナでプレーすることを決断したようだ。

 サレルニターナは今冬の移籍市場において、GKルイジ・セペやFWシモーネ・ベルディ、DFフェデリコ・ファシオ、DFラドゥ・ドラグーシンらを獲得してチームの補強を敢行。サバティーニSDは、さらにベテランのリベリの力も借りることで、残留ラインの17位ベネツィアとの8ポイント差を埋めることができると考えている。

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