beacon

“代役キャプテン”を務め上げた遠藤航「3月にキャプテンと一緒にW杯を決めたい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

代役で主将を務めたMF遠藤航

[2.1 W杯最終予選 日本2-0サウジアラビア 埼玉]

 日本代表はW杯最終予選の首位に立つサウジアラビア代表に勝利。次戦オーストラリアとの直接対決で勝利すれば、W杯出場が決定する。

 不動のキャプテン・DF吉田麻也を負傷で欠く日本は、MF遠藤航がキャプテンマークを巻いた。MF守田英正、MF田中碧とともに3枚の中盤でバランスを取りつつ、攻撃の起点となる。遠藤は攻守を司り、勝利に大きく貢献した。

 試合後のフラッシュインタビューで、遠藤は「アウェーで負けていたので、絶対にホームで借りを返そうというところで試合に入って、いい感じで2点を取れて、勝つことができてよかった」と振り返る。

 中盤3枚については「距離間は意識していて、あとはモリ(守田)のところで、誰がディフェンスラインからボールを受けて、前につけるかとか、そのへんのバランスを上手く組みながら、プレーできた」と手応えを口にした。

 アウェーで負けていたサウジアラビアだが、「カウンターを狙っていくというところはチームではっきりしていた。苦しいというよりは、しっかりしたたかにやっていくところは意識していました」と着実に勝ち点3を奪ってみせた。

 次戦は3月の連戦。遠藤は「ホーム2連戦で2連勝できたのはすごくよかったですけど、まだ出場権は決まっていない」と気を引き締める。「次はキャプテンも帰ってきますし、3月にまたみんなで集まって、キャプテンと一緒にW杯を決めたいなと思います」とW杯出場まで冷静に見据えていた。

●カタールW杯アジア最終予選特集
●カタールW杯各大会予選一覧

TOP