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U-23日本代表、前日練習後の選手コメント

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 U-23日本代表は26日、アンゴラ代表戦(27日、国立)に向け試合会場の東京・国立競技場で公式練習を行った。以下、練習後の各選手コメント。

●FW興梠慎三(鹿島)
「せっかく反町さんが呼んでくれたわけだし、点を取りたいですね。アピールしなきゃいけないけど、クラブでも短い時間で結果を求められている。こういう状況にも慣れているというのはある」
―連係面は?
「みんな高校時代から知っている選手だし、問題はないです」
―決定力不足と言われてきたチームだが?
「難しい質問ですけど、一人一人が自分のアピールするところを出していけばいいんじゃないか。僕は仕掛けていくところが持ち味だし、自分を信じて、泥臭くいくのがいいんじゃないかなと思う」
―ビデオで見たアンゴラの印象は?
「左でボールを持っていたら右がガラ空きになっていた。サイドチェンジは有効になると思うし、びびらずにどんどん仕掛けていきたい。ビデオで見た感じは強かったですね。楽しみです」

●FW岡崎慎司(清水)
―アンゴラの印象は?
「イメージ通り、身体能力の強いチーム。動いて、ワンタッチ、ツータッチでパスをつなぎながら大胆に狙っていきたい。持ちすぎて体を当てられたら向こうの方が強い。出したら動いて、ゴール前に飛び込みたい。いつも通りのプレーをすればいいかな」
―個人的なアピールも必要?
「いつもそうだけど、気負わずにやりたい。今は試合をしたい気持ちが強い。最近はクラブでもあまり試合に出れていないし、試合がやりたい。アピールとかより、自分自身がどんなプレーをできるかチャレンジしたい」

●MF梅崎司(浦和)
「ゴールに向かっていくことが自分の特徴。どんどん仕掛けていきたい。(アンゴラは)球際強いので、本当に負けないようにする」
―アンゴラの印象は?
「DFとMFの間にスペースがあって、間延びしている。そこにうまくボールを入れて崩していけば、サイドも空くので、そこを使っていきたい」
―自分のポジションはどこになりそうか?
「(非公開練習なので)なんとも言えないですけど、真ん中でボールを引き出して受けるのも大事だし、チャンスがあればサイドにも出ていく必要がある」

●DF青山直晃(清水)
―ビデオで見たアンゴラの印象は?
「スピード、パワー、身体能力、すべてがケタ違いだと思った。パーフェクトですね。まずFWに入れてくる攻撃が多い。一発でやられないように対応したい。ボランチと連係してはさんだり、いい関係をつくって守りたい。身体能力にどれだけ対応していけるか。それはやってみて体感すること。スピードもパワーもあるチームにどうやって対応していくか。その経験は大きい。まずいいボールを蹴らせないこと。後ろはしっかりと準備して、相手に自由にプレーをさせないこと。いいポジショニングを取っていきたい」

●GK佐藤優也(札幌)
「まずチームの戦術を覚えないといけない。GKは一番伝えるポジションだし、しっかり頭に入れないといけないと意識してやってきた。まだ分からない部分はあるけど、思い切りやるのが自分の持ち味ですから」
―アンゴラの印象は?
「身体能力が高い。裏への突破もスピードがあるし、シュートレンジも広い。気をつけるところはいっぱいある」
―先発できそうか?
「試合にならないと分からない。でも、どんな形でも自分にできる100%を出したい」

●FW李忠成(柏)
「まぁ頑張ります。ビデオを見たけど、相手はすごく強かった。ボール来ないかも(笑)。ボール1回は来ると思う。集中して頑張りたい」

●FW豊田陽平(山形)
「ラストチャンスという意気込みでやりたい。代表なんで責任もある。ゴール狙ってやっていきたい」
―北京五輪へ懸ける意気込みは?
「今年に入って初めて呼ばれた。これまで五輪を意識していた訳ではなかったが、今から気持ちを高めていきたい。明日の試合を大事にしていきたい」

●MF香川真司(C大阪)
「しっかり攻守できるように頑張る。ボクが中盤どこでもできるというのはみんな思ってくれる。それは自分の武器でもあるのでしっかりやりたい。きちっと守備しながら攻撃のところでボクが基点になったり、チャンス作る選手になりたい。何か狙っているな、と思われる選手になりたい」

●DF伊野波雅彦(鹿島)
「ボクは(クラブで)試合に出ていないので、結果残さないといけない。結果出せば次につながると思う」
―月に一度の招集ではチーム作りが難しいし、やり方を思い出すのに時間がかかると思うが?
「昨年から慣れているし、あまり忘れないもの。半年とか招集される期間が開いてしまうと別だけど」
―アフリカ勢の印象は?
「昨年カメルーンと試合して以来。まともにやっても勝てない。そこを考えていかないといけない。身体能力高いし、シュートレンジ広い。どこからでも点獲るイメージ」
―五輪へ向けて確認したいことは?
「守備はゼロで抑えることで自信にもつながる。勝つことへの最善はゼロに抑えることだし、イコールやってきたことができたと言える。点が取れなくても負けないというふうにやらないと五輪では勝てない」

(取材・文 西山紘平、吉田太郎)

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