[2.2 スコットランド・プレミアリーグ第22節 セルティック3-0レンジャーズ]

　セルティックに所属するMF旗手怜央が、2日にホームで開催されたスコットランド・プレミアリーグ第22節レンジャーズ戦(○3-0)のマン・オブ・ザ・マッチに輝いた。クラブ公式サイトが伝えている。

　伝統のオールドファーム・ダービーで加入後4戦連続の先発出場を果たした旗手は前半5分、右CKからのこぼれ球にPA手前左で反応し、トラップから右足を振り抜く。低い弾道のシュートがゴール右に吸い込まれ、先制弾を奪った。

　前半42分にはPA手前右でFWリエル・アバダからボールをもらい、右足でコントロールショット。ゴール右隅に決め、2-0とする。さらに同44分、左サイドでスローインを受け、ゴールライン際から左足で正確なクロスを供給。アバダのチーム3点目をお膳立てした。

　今冬に川崎フロンターレから完全移籍した旗手は、加入後4試合で3ゴール目を記録。アシストは初めてとなった。チームの全3得点に絡み、後半27分に途中交代。ピッチを退く際には、スタンドからスタンディングオベーションが沸き起こった。

　2位セルティックは首位レンジャーズを3-0で撃破し、18試合負けなし(15勝3分)で首位に浮上。クラブは「旗手怜央が2ゴール1アシストの大活躍を披露し、再びマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた」とし、「しかし、緑と白のフープス(セルティックの愛称)は全員がトップクラスのパフォーマンスを見せ、ダービーを制した」と日本人MFを含むチーム全体を称えた。

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