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長崎新社長に岩下英樹氏が就任へ! バスケと兼任、現社長の高田春奈氏はJリーグ常勤理事に

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 V・ファーレン長崎は3日、代表取締役社長に岩下英樹氏が就任することに決まったと発表した。就任は3月1日付。同氏はバスケットボールチームの長崎ヴェルカで代表取締役社長を務めており、競技を超えての兼任となる。

 長崎では現・代表取締役社長の高田春奈氏がJリーグ常勤理事に就任することが決まっており、今月末限りで社長を退任。後任人事が注目されていた。なお、親会社にあたる株式会社ジャパネットホールディングス代表取締役社長兼CEOで、クラブの取締役を務めていた高田旭人氏は3月1日付で代表取締役会長に就任する。

 岩下新社長は1981年生まれ。2006年にジャパネットたかたに入社し、インターネット部門、プロモーション戦略部門等の責任者を経て、 19年には物流・設置部門のジャパネットロジスティクスサービス代表取締役社長に就任。2020年にはリージョナルクリエーション長崎取締役に就任し、 地域創生事業を担当してきた。同年には同年ジャパネットホールディングス取締役、長崎県初のプロバスケットボールクラブである長崎ヴェルカ代表取締役社長などを兼任していた。

 高田旭人会長、岩下英樹社長はクラブを通じてコメントを発表している。

■高田旭人代表取締役会長
「2017年にV・ファーレン長崎の経営不振を受け、創業の地である長崎への想いのもとV・ファーレン長崎をグループ会社化いたしました。この5年間であらためてサッカーの持つ力や試合での感動を私自身が感じるとともに、ファン・サポーターやスポンサーの皆様の声を聴きながら成長していく過程で、より長崎の皆様に愛していただける存在となっていることを感じています。これまでクラブの強化に携わってまいりましたが、これまで以上にクラブの未来に対してしっかりコミットメントしていきたいという想いから今回代表取締役会長に就任いたしました。長崎のサッカーチームであるV・ファーレン長崎が単体として持続可能なチームになることが日本全国のスポーツの未来を創っていくと考えています。長崎での取り組みが他の県も含めた地域創生のモデルになれるように、今後も新しい取り組みにチャレンジを続けていくつもりです。今回、長崎ヴェルカの社長を務めている岩下がV・ファーレン長崎の社長を兼任することとなりました。兼任を不安に感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、両チームの目指すものや課題には共通点も多く連携することで多くのメリットが生まれると感じています。岩下はこれまで社内の各部署の責任者を経て、長崎スタジアムシティプロジェクトや長崎ヴェルカの責任者として実績を重ねてきました。ファン・サポーターやスポンサーの皆様の期待されることを形にし、時には期待以上のものを実現することで、多くの価値を生み出してきたと感じています。その想いや情熱をV・ファーレン長崎の代表としてもいかんなく発揮し、V・ファーレン長崎、長崎ヴェルカ、チアリーディングをまとめる立場として長崎にもっとワクワクを生み出していけると確信しています。また、今回代表取締役となる由井は、長くサッカー界で活躍し、その知見や経験を通して新体制のもと岩下をサポートする形でさらに貢献してくれると考えています。今回の新体制を軸に、高田明、高田春奈がクラブをけん引し取り組んできたビジョンを引き継ぎながらも、さらに進化してまいります。2024年には長崎スタジアムシティが完成します。この長崎の地でサポーターの皆様の期待と想像を越える世界を創っていくために、グループ一丸となって取り組んでいるのでこちらもご期待ください。最後に、今シーズンこそJ1昇格を達成すべく、選手、コーチ、スタッフ、社員、そして経営陣一同全力で取り組んでまいります!」

■岩下英樹代表取締役社長
「この度、新しくV・ファーレン長崎の代表取締役社長を務める事になりました岩下でございます。これまで私は、長崎スタジアムシティ開発を中心とした長崎をもっと元気にしたいという地域創生事業を通じ、本当に多くのファン・関係者の皆様のご支援を日々感じ、そして感謝しておりました。この場をお借りして、改めて心より御礼申し上げます。今シーズン、V・ファーレン長崎は「100%-予想以上、理想以上。-」のスローガンのもとJ1昇格に向け覚悟をもって挑んでまいります。これまでの、V・ファーレン長崎に関わる全ての方々とのつながりを糧に、今シーズンの目標をしっかり達成すると共に、今後、永くこの長崎の地で愛され、必要とされる存在に昇華できるよう、私自身も覚悟をもって挑み続けます。多くの皆様の想いや歴史、そして新しい未来がたくさん詰まったV・ファーレン長崎のバトンを受け取る意味と、それに伴う重責を感じると共に、これ以上のチャレンジはない、と熱い想いでおります。皆様のご支援ご声援が、クラブのこれまでの深化、そしてこれからの進化につながるよう全力を尽くして参りますので、どうか今後も熱いご声援の程よろしくお願い申し上げます」

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