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ネコを殴る蹴る動画が拡散中…フランス代表DFが釈明「めったにない出来事」

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DFクル・ズマ

 フランス代表DFクル・ズマが飼い猫を蹴ったり殴ったりする動画が7日、イギリス大衆紙『ザ・サン』ウェブ版で伝えられた。これを受けて、所属先のウエスト・ハムは声明を発表。「ズマの行為を無条件に非難する」とした上で「クルと話をすることでクラブ内でこの問題に対処する予定だが、動物に対する残虐行為を決して容認しないことを明確にしたい」と伝えている。

 『ザ・サン』が伝えた動画は兄が撮影し、スナップチャットに投稿したもの。ズマが自宅とみられる場所で飼い猫を空中から落として蹴ったり、平手打ちしたりする場面が映し出されている。

 記事によると、ズマは飼い猫が花瓶を落としたり、食器棚のランプを壊したことで腹を立てていたという。

 この動画が公開された後、ズマは謝罪のコメントを発表。「映像に腹を立てた人に心かわお詫び申し上げたい。2匹の猫は元気で健康であることを保証したい」とした上で「彼らはわれわれの家族全員に愛され、大切にされている。この行動は2度と起きない、めったにない出来事だった」と釈明している。

 一方、英国王立動物虐待防止協会(RSPCA)の広報は「罰のために動物を蹴ったり、殴ったり、平手打ちしたりすることは決して許されない」と非難。イギリス国内で昨年可決された新法案では、動物虐待者に懲役5年以下の刑罰が課される可能性があるという。

 なお、ズマは母国フランスの慈善団体「シード」でアンバサダーを担当。同団体はトラやライオンなどの動物保護施設建設のために資金を集めている。

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