beacon

監督交代のデュッセルドルフがシャルケに逆転勝利で連敗ストップ! 田中は後半途中からピッチへ、板倉はフル出場

このエントリーをはてなブックマークに追加

デュッセルドルフが連敗をストップ

[2.13 ブンデスリーガ2部第22節 デュッセルドルフ 2-1 シャルケ]

 ブンデス2部は13日に第22節を行い、日本代表MF田中碧が所属するデュッセルドルフはホームで日本代表DF板倉滉が所属するシャルケと対戦し、2-1で勝利した。田中はベンチスタート。板倉は3バックの中央で先発出場した。

 リーグ戦4連敗中のデュッセルドルフは8日に成績不振によりクリスチャン・プロイサー監督を解任。ダニエル・ティウネ氏を新指揮官に迎えてシャルケ戦に臨んだ。試合立ち上がりから多くのチャンスを作っていたのはデュッセルドルフ。しかし、ゴールネットを揺らせないままでいると、前半終了間際にシャルケに先制点を許した。

 前半42分、シャルケは最終ラインからボールを繋ぎ前線へ送ると、右サイドで受けたMFロドリゴ・サラサールがドリブルで持ち運び、ゴール前にグラウンダーのクロス。このボールにファーサイドから入ってきたMFブレンディ・イドリツィが滑り込みながらネットに突き刺した。

 1点ビハインドで前半を折り返したデュッセルドルフだが、後半開始早々に同点にする。後半2分、シャルケのGKマーティン・フライスルのフィードをハーフラインでカットしたデュッセルドルフは、MFアペルカンプ真大、MFマルセル・ゾボトカ、FWダニエル・ギンチェクと繋ぎ前線へスルーパス。そのボールにMFハリド・ナライが抜け出し、GKとの一対一を冷静に流し込んだ。

 さらに後半11分、ペナルティーエリア付近でボールを受けたナライがドリブルでそのまま侵入すると、ゴール前にグラウンダーのパス。待ち構えていたFWロウべン・ヘニングスが合わせて逆転に成功した。

 その後もシャルケゴールを脅かしたデュッセルドルフは、主導権を握ったままタイムアップを迎え、2-1で勝利した。田中は後半30分からピッチへ送り込まれると、攻守に奮闘。板倉はフル出場を果たしている。

 デュッセルドルフはティウネ新監督体制初試合で初勝利。連敗を4でストップした。

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2021-22特集

TOP