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「5位以内・勝ち点55」目指す湘南、MF永木亮太「決して高すぎる目標ではないと思う」

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オンライン会見に出席したMF永木亮太

 湘南ベルマーレMF永木亮太が15日、J1開幕戦・柏戦(19日・レモンS)に向けたオンライン記者会見に出席した。チームは2年連続で開幕黒星だったが、「今年は選手も変わって、新しい選手たちの第一歩の試合。自分も含めて勝てると自信にもなる」と白星スタートを誓った。

 永木は今季、鹿島アントラーズから7年ぶりに古巣復帰。「走れる選手が多くて、自分も入ってきてびっくりするくらい練習の中でもスピード感が速い。球際だったり、ひたむきに頑張るところがベース」とチームの印象を語ったうえで、「それだけでは勝てないのがJ1の舞台。プラスアップのところをバージョンアップ出来れば」と意気込んだ。

 2020シーズンに最下位だった湘南は、20位〜17位の下位4チームが降格する昨季、残留争いを制してギリギリの16位で生き残った。引き分けがリーグ最多の16試合あっただけに、「失点も少なかったけど得点も少なくて、勝ち切れない試合が多かったと聞いた。得点が取れれば勝ち点3が拾える確率は上がってくると思う」。チームは得点力不足の課題克服に向け、重点的にトレーニングを行っているようだ。

 新加入選手は12人。永木やMF米本拓司(←名古屋)らベテラン勢のほか、若手選手が一挙加入。スイス・スーパーリーグのシオンからFW若月大和が復帰したほか、大卒組は蓑田広大(←法政大)とFW根本凌(←鹿屋体育大)。湘南U-18からはDF石井大生とMF原直生が昇格し、DF松村晟怜(←帝京長岡高)やMF鈴木淳之介(帝京大可児高)、FW鈴木章斗(阪南大高)が加わっている。

 若いチームに加わった33歳の永木は「勝ち切れる試合を増やしていけば、若い選手たちもだんだん勝ち方がわかってくると思う。自分は経験がある方なので、ピッチの中で勝ち切れる試合に持っていけるようにプレーしたい」と決意を口にした。

 山口智監督のもと、新シーズンは5位以内を目指す。

「目標5位以内、勝ち点55を掲げている。メンバーを見ていても今年実力のある選手、経験のある選手が入ってきてくれて、去年から結構残ってくれた選手も多い」。そう語った永木は「選手たちがうまく融合すれば決して高すぎる目標ではないと思う。智さんが掲げた目標なので選手たちはそれに向かってやっていく。個人的にはいい目標だと思っています」と飛躍を見据えた。

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