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3連覇狙う川崎Fが開幕白星!! 18歳松木玖生デビューのFC東京は6年ぶり黒星スタート

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[2.18 J1第1節 川崎F 1-0 FC東京 等々力]

 2022シーズンのJ1リーグが18日、開幕した。3連覇を目指す川崎フロンターレは等々力陸上競技場でFC東京と対戦し、1-0の完封勝利をおさめた。昨季MVP&得点王FWレアンドロ・ダミアンの2022シーズン“第1号”が決勝点。川崎Fが多摩川クラシコを制し、2年連続の開幕白星を飾った。

 川崎Fは鬼木達監督体制6年目のシーズンを迎えた。12日、浦和レッズに0-2で敗れた富士フイルムスーパーカップから先発1人を変更。FWマルシーニョが4-3-3の左ウイングに入り、アンカーの位置にはMF大島僚太が入った。
 一方、アルベル監督を招聘したFC東京も4-3-3を採用。高校卒業を間近に控える注目ルーキーMF松木玖生(←青森山田高)がいきなり先発に抜擢され、インサイドハーフの一角に入った。移籍加入の新戦力からはGKヤクブ・スウォビィク(←仙台)、DFエンリケ・トレヴィザン(←大分)、DF木本恭生(←名古屋)がスタメンを飾った。[スタメン&布陣はコチラ]

 先にチャンスを迎えたのは川崎F。前半18分、右からDF山根視来、MF脇坂泰斗とパスをつなぎ、FWマルシーニョが右足シュート。これはGKヤクブ・スウォビィクに防がれ、こぼれ球を狙ったFW家長昭博のシュートも枠をとらえられなかった。1分後にはGKスウォビィクのフィードをインターセプトしたDF谷口彰悟が浮き球を入れると、レアンドロ・ダミアンが相手DFの股を抜いてラスパス。再びマルシーニョが決定機を迎えたが、右足シュートはまたもGKスウォビィクのビッグセーブに阻まれ、先制機を逃した。

 対するFC東京も攻撃の圧を強め、松木が次々とチャンスに絡んでいく。前半24分にはMF永井謙佑が松木とワンツーの形で縦に突破。永井はMFレアンドロにラストパスを届けると、PA内右からレアンドロが右足シュート。決定的な形だったが、これは距離を詰めたGKチョン・ソンリョンがビッグセーブ。28分には永井が右サイドをドリブルで持ち上がった流れから、松木がPA手前の位置で左足を一閃。強烈なミドルシュートが枠を捉えたが、これもGKチョン・ソンリョンがセーブした。

 後半も0-0のまま経過し、両ベンチが動く。FC東京は後半11分、左サイドバックのMF渡邊凌磨を下げ、DF長友佑都を投入。川崎Fは後半17分に2枚替えを行い、FW知念慶とMF塚川孝輝を送り込んだ。後半27分には松木が塚川と接触し、足を押さえてピッチに倒れ込むアクシデント。MF三田啓貴との交代を余儀なくされた。デビュー戦で堂々のプレーを見せた18歳に、サポーターからは盛大な拍手が送られた。

 すると後半36分、川崎Fがついに均衡を破った。左コーナーキックのチャンスにFW遠野大弥が右足でクロス。ニアサイドのレアンドロ・ダミアンが高い打点から頭でそらすと、GKヤクブ・スウォビィクの頭上を超え、ファーサイドネットに吸い込まれた。昨季MVP&得点王が2022年オープニングゴール。FC東京はMF紺野和也が左ポスト直撃のシュートを放つなど最後の猛攻に出たが、惜しくもゴールはこじ開けられず。0-1で競り負け、6年ぶりの黒星スタートとなった。

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