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CLでも苦戦のバイエルン、コマン土壇場弾で辛くもドロー…ザルツブルクは逃げ切れず

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終了間際にMFキングスレイ・コマンが同点ゴール

[2.16 欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦 ザルツブルク 1-1 バイエルン]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は16日、決勝トーナメント1回戦第1戦を各地で行い、バイエルン(ドイツ)は敵地でザルツブルク(オーストリア)と対戦し、1-1で引き分けた。第2戦は3月8日、バイエルンの本拠地で行われる。

 GKマヌエル・ノイアーを負傷で欠くバイエルンはGKスヴェン・ウルライヒがゴールマウスを守った12日のブンデスリーガ第22節ボーフム戦に前半だけで4失点と苦戦し、黒星を喫した。この日もGKウルライヒが先発し、仕切り直しを目指したが、前半はザルツブルクがペースを握った。

 立ち上がりに負傷交代のアクシデントに見舞われたザルツブルクだったが、緊急投入された20歳FWチュクウブイケ・アダムが大会初得点を奪った。前半21分、カウンターから右サイドを抜け出したドイツ代表FWカリム・アデイェミが鋭くカットイン。アデイェミのパスをMFブレンデン・アーロンソンが触ると、アダムがダイレクトで突き刺し、先制に成功した。

 0-1で折り返した後半、バイエルンはボールポゼッションを高めて猛攻をかけるが、反撃に晒されたザルツブルクはGKフィリップ・ケーンの好セーブなどで耐え凌ぐ。

 すると後半36分、バイエルンはカウンターからあわや2点目というピンチを招いたが、カバーに入ったDFバンジャマン・パバールが水際でスーパークリア。絶体絶命の窮地をしのぐと、ついにゴールをこじ開けた。

 後半45分、パバールのフィードをMFトーマス・ミュラーが頭でそらし、こぼれ球に抜け出したMFキングスレイ・コマンが左足で押し込んだ。土壇場で試合を振り出しに戻したバイエルン。CLでの連続得点記録を29試合に伸ばし、辛くも1-1の引き分けに持ち込んだ。第2戦は3月8日、バイエルンの本拠地で行われる。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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