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ジュニーニョも負傷!川崎FのFW陣崩壊の危機

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 川崎Fの強力FW陣が、崩壊の危機に陥った。29日付日刊スポーツによると28日の紅白戦でFWはW杯予選帰りの北朝鮮代表・鄭大世(24)と、今季リーグ戦で出番のない久木野聡(20)だけ。控え組はMFが代役を務めるなど、30日の千葉戦(等々力)へ不安が高まっている模様だ。

 FW我那覇和樹(27)が左ひざ靱帯損傷で3週間、都倉賢(21)が右足骨折で3ヵ月の離脱が決まった中、26日にはフッキ(21)が電撃退団。さらに黒津勝(25)も右ひざを打撲して離脱したのに続き、ジュニーニョ(30)も左太もも裏痛を抱えているという。ジュニーニョは周囲に「試合は厳しい」と漏らしているとのことで、千葉戦への出場は微妙な情勢だ。

 しかしその中、ひとり気を吐いたのが鄭だ。代表との往復で体調を落とし、15日の神戸戦以降は控えが続いたが「チャンスを逃す手はない。棚からぼたもちでラッキー」と大喜び。28日の紅白戦でも豪快にヘディングシュートを決めアピールしたという。公式戦1分3敗と未勝利の中、鄭は「代表から帰って起爆剤になろうと思ってた。いい舞台が整った」と救世主に名乗りを挙げた、と同紙は伝えている。

(文 吉田太郎)

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